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J-GLOBAL ID：201702233077555043   整理番号：17A0316377

Bifidobacterium bifidum株29521とのインキュベーション後のHT-29細胞における候補遺伝子を同定するためのゲノムおよびプロテオームデータの統合【Powered by NICT】

Integration of genomic and proteomic data to identify candidate genes in HT-29 cells after incubation with Bifidobacterium bifidum ATCC 29521

著者 (7件)： Wang Bao-gui (State Key Laboratory of Food Science and Engineering, Nanchang University, Nanchang, Jiangxi 330047, P. R. China) ,  Wu Yaoping (State Key Laboratory of Food Science and Engineering, Nanchang University, Nanchang, Jiangxi 330047, P. R. China) ,  Qiu Liang (State Key Laboratory of Food Science and Engineering, Nanchang University, Nanchang, Jiangxi 330047, P. R. China) ,  Qiu Liang (Jiangxi University of Traditional Chinese Medicine, Nanchang, 330004, P.R. China) ,  Shah Nagendra P. (Food and Nutritional Science, School of Biological Sciences, The University of Hong Kong, Hong Kong) ,  Xu Feng (State Key Laboratory of Food Science and Engineering, Nanchang University, Nanchang, Jiangxi 330047, P. R. China) ,  Wei Hua (State Key Laboratory of Food Science and Engineering, Nanchang University, Nanchang, Jiangxi 330047, P. R. China)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 99  号： 9  ページ： 6874-6888  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト胃腸管に生息する支配的な群として,ビフィズス菌は形成と腸生態系を維持し,血中コレステロールを低減し,栄養素の供給を促進することによりヒトの栄養,治療および健康に重要な役割を果たしている。細菌細胞とヒト腸上皮細胞系間の相互作用は,作用機序を理解するために何十年も研究されている。が,これらの研究は,分子レベルでこれらの機構の包括的理解を達成を支援するためのゲノムおよびプロテオームデータベースの欠如により制限されてきた。相対的及び絶対的定量(iTRAQ)のための等圧タグと結合したマイクロアレイデータ(GSE: 74119)はBifidobacterium bifidumとのインキュベーション後のHT-29細胞における差次的に発現した遺伝子と蛋白質を検出した。遺伝子とゲノム分析の実時間定量的PCR,遺伝子オントロジー,京都百科事典はさらにmRNA検証,機能注解および経路同定のための行った。マイクロアレイの結果によると,1,693の上方制御遺伝子と24の下方制御遺伝子を含む1,717差次的に発現した遺伝子は,遺伝子オントロジーデータベースにより選択し,分類した。iTRAQ解析は43の差次的発現蛋白質を同定し,29の蛋白質がアップレギュレートされ,14蛋白質はダウンレギュレートされていた。マイクロアレイとiTRAQを用いた一貫した差異を示す八十二候補遺伝子は,リアルタイム定量的PCRによるHT-29およびCaco-2細胞で検証した。高い信頼性で興味ある結果を示すトップ遺伝子の九は,マウス腸試料におけるin vivoで調べた。ゲノムおよびプロテオームデータの統合したユビキチン仲介性蛋白質分解における機能,アポトーシスの正の調節,膜蛋白質,トランスフェラーゼ触媒への可能性が高いことを候補遺伝子を同定するためのアプローチを提供する。これらの知見は,プロバイオティクスと腸管上皮細胞系間の相互作用を調節する分子機構の理解に寄与するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ゲノム ,  アップレギュレーション ,  定量的PCR法 ,  ヒト ,  DNAマイクロアレイ ,  タンパク質分解 ,  ダウンレギュレーション ,  mRNA ,  *遺伝子 ,  アポトーシス ,  データベース ,  *Bifidobacterium bifidum
準シソーラス用語： マイクロアレイ ,  iTRAQ ,  *候補遺伝子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワードHT-29細胞 ,  Bifidobacterium bifidum ,  マイクロアレイ ,  iTRAQ

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： Bifidobacterium ,  株 ,  インキュベーション ,  細胞 ,  候補遺伝子 ,  同定 ,  ゲノム ,  プロテオーム ,  統合