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J-GLOBAL ID:201702233099496325   整理番号:17A0705741

植物における硫化銀ナノ粒子の取込,蓄積および毒性の特性化【Powered by NICT】

Characterizing the uptake, accumulation and toxicity of silver sulfide nanoparticles in plants
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 448-460  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2463A  ISSN: 2051-8161  CODEN: ESNNA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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銀ナノ粒子(Ag NPs)は広範囲の日常製品に使用されている,土壌におけるそれらの蓄積と植物に及ぼすその後の影響に関する懸念の増加に導いた。単一粒子誘導結合プラズマ質量分析(spICP MS)とX線吸収分光法(XAS)とX線蛍光顕微鏡法(X FM)を含むシンクロトロンベースの手法を用いて,取込,スペシエーション,および二種の植物,単子葉植物および双子葉植物内の不溶性Ag_2S NP(土壌中のAg-NPの環境関連型)の転座を特性化した。1週間Ag_2S NPとして10mgAg L~( 1)への曝露は葉Ag濃度(3.8~5.8μg Ag g~( 1)乾燥質量)の実質的な増加をもたらした。XASを用いた検討は,Agの大部分はAg_2S(>91%)として存在したことを明らかにした。spICPMSを用いた分析は,葉内のこれらAg_2S粒子は水耕溶液中で供給されたそれらに著しく似ていたサイズ分布を持っていたことを確認した。初めて,これらの観察は,植物は根からシュートへの移動中の粒径に関して顕著な選択性なしで,実質的な変態(溶解または凝集)の有無Ag_2S NPを取り込むことの直接的証拠を提供した。さらに,取込後,これらAg_2S NPは,植物中のAg~+の可溶化に部分的に起因して,成長エチレンシグナル伝達経路に関与する遺伝子のアップレギュレーションを低下させた。Ag_2S NP曝露の結果としての植物防御系のアップレギュレーションは,植物成長の減少に寄与している可能性がある。これらの結果は,食物連鎖を介した植物とその後の栄養移動におけるAg-NP蓄積に関連したリスクを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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重金属とその化合物一般 
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