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J-GLOBAL ID：201702233459024590   整理番号：17A0665849

伝統的漢方薬中の多環芳香族炭化水素:異なる薬物性部分に基づく分析法,レベル,分布,発生源【Powered by NICT】

Polycyclic aromatic hydrocarbons in traditional Chinese medicines: an analytical method based on different medicinal parts, levels, distribution, and sources

著者 (7件)： Yu Bao (College of Traditional Chinese Medicine, Chongqing Medical University, Chongqing, China) ,  Zhang Dan ,  Tan Li-Hong ,  Zhao Sheng-Ping ,  Wang Jian-Wei ,  Yao Ling ,  Cao Wei-Guo
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 8  ページ： 4671-4680  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,伝統的な漢方薬(TCMs)中の16種の多環芳香族炭化水素(PAHs)の同時分析のためのUVおよび蛍光検出器を用いた迅速,容易であり,費用対効果の高い高速液体クロマトグラフィー法について述べた。前処理は異なる薬用部分に依存して異なる抽出法を含み,シリカゲル精製により追跡した。本法を検証し,32種のTCM中のPAHs汚染を評価するために用いた。分析した試料では,16種全てのPAHsが存在した。それらの総含有量は19.5~1614.1μg/kgの範囲であった~( 1)。研究した全てのPAHのうち,フェナンスレンは最も一般的で重大な汚染物質,フルオレンおよびフルオランテンであった。葉は16種のPAHsが最も高く,続いて根と茎,種子,花,および果実の順であった。診断比と主成分分析は,TCMs中のPAHsの主な発生源であった熱分解や石油工場関連であることを示した。さらに,根及び茎中のPAHsは主に木材や石炭燃焼に由来し,初めて報告した。著者らの結果は,TCMs中のPAHs汚染が広がっていることを,提案した方法は,TCMs中のPAHsの品質管理のための,およびそれらの潜在的健康リスクを決定するための有用なツールであることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 蛍光検出器 ,  石油 ,  シリカゲル ,  *漢方製剤 ,  木材 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  主成分分析 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  汚染物質 ,  同時分析 ,  熱分解 ,  前処理 ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン
準シソーラス用語： *発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  抽出  (CC01040H) ,  炭素多環化合物一般  (CF06010S)

物質索引 (2件)： フルオランテン ,  フルオレン

タイトルに関連する用語 (6件)： 漢方薬 ,  多環芳香族炭化水素 ,  薬物 ,  分析法 ,  分布 ,  発生源