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J-GLOBAL ID:201702234341145494   整理番号:17A0373194

コムギのメチル-CpG結合ドメイン蛋白質をコードするTaMBD6同祖のクローニングと特性化【Powered by NICT】

Cloning and characterization of TaMBD6 homeologues encoding methyl-CpG-binding domain proteins in wheat
著者 (22件):
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巻: 109  ページ: 1-8  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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DNAメチル化は転写と発生調節に重要な役割を果たしていることを植物における主要なエピジェネティックマーカーである。DNAメチル化’コード’はメチル-CpG-結合ドメイン(MBD)を含む蛋白質のセットによる‘読出し’であると考えられている。(Triticum aestivumL.)コムギにおけるMBD遺伝子についてはほとんど知られていない。TaMBD6の単離と特性化および六倍体コムギにおけるそのhomeologues(TaMBD6_A,TaMBD6_B,TaMBD6_D)を報告した。cDNAは三homeologues間で全く異なり,InDel変異は5′-UTRとコード領域で検出された。二種類TR(タンデムリピート)のTR1(57 bp)とTR2(39 bp)はコード領域で発生した。TaMBD6_BはTR1の五コピーとTR2の二コピーを持っていた。とは対照的に,TaMBD6_AはTR1の第二および第三コピー間の30bpを欠失したが,TaMBD6_DはTR1の二コピーを欠くが,TR2の三コピーを有していた。TaMBD6_A,TaMBD6_B,TaMBD6_Dは,435年,446年,および420アミノ酸をコードしていた。TaMBD6蛋白質の構造解析は三homeologuesのそれぞれがN末端での同一MBDドメインだけでなく,典型的な核局在化シグナルを持つことを示した。ゲノミクス解析は二個のイントロンが含まれていたことを示したが,最初のイントロンの長さは3100~bpから3471bpまで変化し,それらの配列は非常に異なっていた。発現解析はTaMBD6の転写レベルは発芽中の胚乳と胚組織において有意に減少させ受粉後15日で穀粒中では徐々に増加し始めることを示した。TaMBD6の発現ははい乳中での澱粉代謝と正の相関があるように見えたが胚形成と発芽と負に相関した。TaMBD6homeologuesはコムギ発育中の植物体における差次的に発現し,それらの発現パターンは春化処理により様々な影響を受けたことを学習することに興味を持った。更なる検討の結果,TaMBD6は長期の低温により誘導された蛋白質は,栄養繁殖段階から発生遷移の調節に関与する可能性があることを示したことを明らかにした。homeologuesは一般的に類似した差次的発現パターンを示したが,TaMBD6_DとTaMBD6_Bが穀粒発育と発芽の過程に寄与するTaMBD6_Aは成熟植物で支配的である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  遺伝子発現 

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