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J-GLOBAL ID：201702236016773946   整理番号：17A0094201

PM₁₀及び芳香族VOCへの職業曝露, 尿中バイオマーカー外分泌及び肺機能及びヘム代謝への影響 インド,Kolkata市のガソリンポンプ作業員及び交通警官に関する研究

Work-exposure to PM₁₀ and aromatic volatile organic compounds, excretion of urinary biomarkers and effect on the pulmonary function and heme-metabolism: A study of petrol pump workers and traffic police personnel in Kolkata City, India

著者 (8件)： MUKHERJEE Ashit K. (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  CHATTOPADHYAY Bhaskar P. (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  ROY Sanjit K. (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  DAS Surojit (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  MAZUMDAR Dipanjali (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  ROY Moumita (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  CHAKRABORTY Rajarshi (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND) ,  YADAV Anupa (Regional Occupational Health Centre (Eastern), Kolkata, IND)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering  (Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering)
巻： 51  号： 1-2  ページ： 135-149  発行年： 2016年 
JST資料番号： A0036A  ISSN： 1093-4529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,粒子状物質≦10μm(PM₁₀),VOCsに対する職業曝露及び主要VOCs(BTEX)の生物的監視を主対象とし,交通関連汚染質がインド,Kolkata市の2種類の職業環境,即ち,ガソリンポンプ場及び交通圏で勤務する作業員の呼吸系及び血液系に与える重大な影響を検分した。携帯式試料採取及び8段カスケードインパクタにより得た粒径分布によってPM₁₀を評価した。VOCsをGC-FIDで分析し,VOCs,即ち,ベンゼン,トルエン,エチルベンゼン及びキシレン(BTEX)の5種の代謝産物,即ち,トランストランス-メルカプツル酸(tt-MA),S-フェニルメルカプツル酸(SPMA),馬尿酸(HA),マンデル酸(MA)及びメチル馬尿酸(MHA)を逆相HPLCによって分析した。肺機能検査(PFT)を行い,肺活量を測定した。リンパ球内の∂-アミノレブリン酸(ALA)及びポルフォビリノーゲン(PBG)をカラムクロマトグラフィー分離+分光法で測定した。両職場環境は,≦50μmの粒子の50%を占めるPM₁₀への高水準曝露状態であった。トルエンへの曝露は,ガソリンポンプ現場で最大値を示し,ベンゼン曝露の場合は交通警官の場合が最大値(104.6±99.0μgm^-3)を示した。作業現場のベンゼンは,国家環境基準よりも何倍も高いことを見出した。大気中ベンゼンは,曝露作業員の交替前後のtt-MA(<0.001)及びSPMA(p<0.001)と有意な相関を示した。血球計数は,ベンゼン誘発性の血液毒性を示した。リンパ球のALA及びPBG蓄積は,特に,交通警官の場合,ヘム代謝の変化をもたらした。燃料給油作業員の努力性呼吸1秒量(FEV₁)及び共生肺活量(FVC)の著しい低下は,tt-MA及びSPMAの増大と共に認められた。本研究は,ガソリンポンプ作業員におけるPFT傷害が11.11%(拘束性6.66%及び閉塞性及び拘束性/閉塞性複合型,それぞれ,2.22%)で,交通警官における閉塞性障害が8.3%に及ぶことを明らかにした。

シソーラス用語： *大気汚染 ,  *産業衛生 ,  *ガソリンスタンド ,  公務員 ,  *交通管理 ,  PM10 ,  揮発性有機化合物 ,  芳香族化合物 ,  バイオマーカー ,  外分泌 ,  機能 ,  ヘム ,  代謝 ,  インド ,  作業者 ,  アミノカルボン酸 ,  ケト酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族ケトン ,  第一アミン ,  肺活量 ,  曝露 ,  代謝産物 ,  ウロポルフィリノーゲンシンターゼ ,  健康被害 ,  アミノレブリン酸 ,  尿中バイオマーカー ,  肺機能 ,  浮遊粒子状物質 ,  脂肪酸 ,  チオール ,  カルボアミド ,  含硫アミノ酸 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： ポルフォビリノーゲン脱アミノ酵素 ,  警官 ,  個人曝露

分類 (3件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  産業衛生,産業災害  (GB05000S) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (4件)： S-フェニルメルカプツル酸 ,  δ-アミノレブリン酸 ,  メルカプツル酸 ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (15件)： PM10 ,  芳香族 ,  VOC ,  職業曝露 ,  尿中バイオマーカー ,  外分泌 ,  肺機能 ,  ヘム ,  代謝 ,  インド ,  ガソリン ,  作業員 ,  交通 ,  警官 ,  研究