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J-GLOBAL ID:201702236588169705   整理番号:17A0705770

カルボキシル官能化カーボンブラックナノ粒子の安定性:溶液化学とフミン酸の役割【Powered by NICT】

Stability of carboxyl-functionalized carbon black nanoparticles: the role of solution chemistry and humic acid
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 800-810  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2463A  ISSN: 2051-8161  CODEN: ESNNA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カルボキシル官能化カーボンブラックナノ粒子(CB NPs)は,いろいろな産業で広く使用されている。水生環境におけるナノ材料の分散と凝集に関する研究が今日に至るまで活発に行われている。本研究では,カルボキシル官能化CBナノ粒子の凝集と沈殿は溶液化学(0.1 10mM NaClと0.01 1mM CaCl_2)の変化に応じて,水環境中の天然有機物質(1と5mg/L~( 1)フミン酸)の存在/非存在下で調べた。全体として,フミン酸は調べた水性条件下でCB NPの安定性に最も大きな影響を及ぼすことが分かった。特に,CBNP凝集によって引き起こされた堆積したCaCl_2中よりNaCl中でより活発に観察した。NaCl溶液のイオン強度の増加に伴い,CB NPsの凝集速度も増加したが,CaCl_2溶液中で,CB NP懸濁液の安定性はイオン強度に非感受性であった。理由は,二価カチオンCa~2+は特異的にCaCl_2溶液中のCBナノ粒子に吸着した負CBNPゼータ電位を逆転させると,CB NP間の静電反発力を増加させることであったことが分かった。NaClとCaCl_2溶液中のフミン酸の存在下で,安定性は全イオン強度範囲で改善した。立体力を考慮した修正DLVO理論と古典的Derjaguin-Landau-Verwey-Overbeek(DLVO)理論の比較から,フミン酸の存在下でのCBNP懸濁液の増強された安定性は立体反発力だけでなくフミン酸吸着に起因する強い静電反発力に起因していることを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  放射性廃棄物 

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