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J-GLOBAL ID:201702236870600293   整理番号:17A0499019

貴金属(Pt,Pd)を用いたN添加TiO2光触媒の修飾 XPSとDFTの複合研究

Modification of N-doped TiO2 photocatalysts using noble metals (Pt, Pd) - a combined XPS and DFT study
著者 (10件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 7062-7071  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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窒素添加TiO2(N-TiO2)は種々の光触媒応用に最も有望な材料と考えられ,PdとPt貴金属は水素発生の優れた触媒として知られている。本研究は応用の可能性の起点インジケータとして,表面での貴金属によるN-TiO2の構造及び電子的修飾を決定することに焦点を当てた。光学特性の有効な向上を示す目的で,少量のPd(0.05重量%)とPt(0.10重量%)を沈着させて,簡単に合成できるナノ結晶窒素添加アナターゼTiO2の性質に焦点を当てた。ドーパントの化学的状態を,X線光電子分光法を用いて詳細に研究し,N-TiO2が金属ナノ粒子の担持として作用する可能性を示した。DFT計算を用いてアナターゼTiO2の窒素ドーピングで置換型を格子間型から分離し,窒素ドーピングと酸素空格子点生成の複合効果とともに研究した。Slaterの遷移状態理論を用いて計算した結合エネルギーを用いて,399.8eVのN 1s結合エネルギーへの主な寄与を,アナターゼTiO2内の格子間に添加した窒素に帰した。構造と光触媒特性の両方が合成過程に大きく依存ずるとすれば,本研究はさらに貴金属修飾N-TiO2系の構造と光学特性間の関係の確立に寄与する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  光化学一般  ,  不純物・欠陥の電子構造  ,  その他の無機化合物の格子欠陥 

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