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J-GLOBAL ID：201702238490855165   整理番号：17A0697650

異なる難燃剤の化学的代替案評価-協力剤として多層カーボンナノチューブを含む事例研究【Powered by NICT】

Chemical alternatives assessment of different flame retardants - A case study including multi-walled carbon nanotubes as synergist

著者 (5件)： Aschberger Karin (European Commission, Joint Research Centre (JRC), Directorate for Health, Consumers and Reference Materials, Via E. Fermi 2749, I-21027 Ispra, VA, Italy) ,  Campia Ivana (European Commission, Joint Research Centre (JRC), Directorate for Health, Consumers and Reference Materials, Via E. Fermi 2749, I-21027 Ispra, VA, Italy) ,  Pesudo Laia Quiros (European Commission, Joint Research Centre (JRC), Directorate for Health, Consumers and Reference Materials, Via E. Fermi 2749, I-21027 Ispra, VA, Italy) ,  Radovnikovic Anita (European Commission, Joint Research Centre (JRC), Directorate for Health, Consumers and Reference Materials, Via E. Fermi 2749, I-21027 Ispra, VA, Italy) ,  Reina Vittorio (European Commission, Joint Research Centre (JRC), Directorate for Health, Consumers and Reference Materials, Via E. Fermi 2749, I-21027 Ispra, VA, Italy)
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 101  ページ： 27-45  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 難燃剤(FRs)を阻害し,抑制,または着火を遅延し,火災の広がりを防ぐための広範囲の製品における添加剤として使用される化学物質の多様なグループである。ハロゲン化難燃剤(HFRs)は他の材料特性に及ぼす低影響と必要な難燃性を満たすために必要な低負荷レベルのために広く使用されている。いくつかのハロゲン化難燃剤に関連した健康及び環境面の危険性は,より安全な代替物を同定するための研究を促進してきた。種々ハロゲンフリーFRの市場で入手可能である,有機(りんと窒素系化学物質)及び無機(金属)材料を含む。多層カーボンナノチューブ(MWCNT)はいくつかのFR応用における効果的な/相乗共添加剤として作用することが示されており,それにより生成物のFRsの充填を減少させ,それらの性能の改善に寄与することができた。FP7プロジェクトDEROCAの一部として,化学的代替案評価(CAA)を実施した。これは同定,比較し,ヒトおよび環境毒性ならびに環境運命をcategorisingの基準に基づく懸念のある化学物質へのより安全な代替物を選択するための方法論である。プロジェクトでは,5種の工業と消費者製品に適用される異なるハロゲンフリーFRの危険データを評価し,ここでは,HFRデカブロモジフェニルエーテルと比較してMWCNT,アルミニウムジエチルホスフィナート,三水酸化アルミニウム,N アルコキシ立体障害アミンと赤りんの結果を示した。REACHガイダンス,環境(DfE)のためのU.S.EPA設計の基準とGreenScreen評価を受診した危険の可能性に影響する固有の性質を評価し,比較した。導出無影響レベル(DNEL)のような曝露基準値の比較/ランキングが懸念のFRは低DNELによる同定されていないことを示した。ヒトの健康エンドポイント,水生毒性と環境動態のためのU.S.EPA DfEとGreenScreenに従って危険指定に基づく比較は問題であり,それらの提案された代替案のFR間の主な違いは,生体内蓄積とCMR(発癌性,変異原性または生殖毒性)効果の可能性であることを示した。ほとんどの代替策は無機化学物質であるとして,持続性(のみ)は,適切な基準ではない。CAAを行う上での筆者らの経験から,結論:1)REACH登録関係書類は代替評価のための危険情報の包括的な情報源を提供する。を示したデータは変化を受け,その品質は可変的であることを考慮することが重要である。ii)化学物質の正しい同定は正しいデータを検索するために重要である。これは挑戦的である混合物,反応生成物あるいはナノ材料または商品名のみしか得られていない。iii)データの品質とデータギャップを埋めるためにどのように実際は結果と結論に大きな影響を持つことができる。iv)無機固体,ナノ材料を含むに適用した場合の電流評価基準は主に有機化合物用に開発され,困難である。各意思決定段階の不確実性を解析し,報告することが重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 評価基準 ,  *事例研究 ,  無機化合物 ,  性能評価 ,  反応生成物 ,  *難燃剤 ,  発癌性 ,  安全性 ,  ナノ材料 ,  変異誘発 ,  等級づけ ,  ヒト ,  *多層カーボンナノチューブ ,  人間 ,  化学物質 ,  品質 ,  生体内蓄積

著者キーワード (5件)： 化学代替案評価 ,  難燃剤 ,  危険 ,  リスク ,  多層カーボンナノチューブ

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  難燃剤  (YH05060Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 難燃剤 ,  化学 ,  代替案 ,  評価 ,  協力剤 ,  多層カーボンナノチューブ ,  研究