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J-GLOBAL ID:201702238748102435   整理番号:17A0323995

炎イオン化検出器を用いたガスクロマトグラフィーによるキク(Chrysanthemum morifolium Ramat.からの多糖類の経口投与後の大腸炎マウスの結腸内容物における6短鎖脂肪酸の同時定量【Powered by NICT】

Simultaneous determination of six short-chain fatty acids in colonic contents of colitis mice after oral administration of polysaccharides from Chrysanthemum morifolium Ramat by gas chromatography with flame ionization detector
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巻: 1029-1030  ページ: 88-94  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸内細菌により産生される短鎖脂肪酸(SCFA)は腸バリア,粘膜細胞保護および正常な腸生物学にとって非常に重要である。しかし,キク(Chrysanthemum morifolium Ramat)からの多糖類によって促進されたSCFAの蓄積は不明のままである。このようにして,それはどのように働くかを解明するために非常に有用なC.morifolium Ramatからの多糖類の経口投与後にデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘発性大腸炎マウスの結腸内容物のSCFAを調べる必要がある。本研究では,酢酸(AA),プロピオン酸(PA),酪酸(BA),イソ酪酸(IBA),吉草酸(VA)とイソ吉草酸(IVA)のような六つのSCFAsの同時定量のための炎イオン化検出器(GC FID)を用いた迅速で信頼性のあるガスクロマトグラフ法を開発して検証した。最適化クロマトグラフィー条件と試料抽出法では,6種の標的化合物の良好な分離がHP INNOWAXカラムによって12分以内に得られた。結果は,C.morifolium Ramatからの多糖類はSCFAs腸生産に正の影響を与えことを明らかにした。多糖類群はDSS処理群(P<0.05)よりも結腸含有量の大きいSCFA濃度を持ち,これは正常群(P<0.01)に比べて著しく減少した。多糖類量の減少に伴って,AA,PAとVAの含有量は徐々に増加したが,BA濃度の変化は逆であった。異なる投与濃度でIBA含量の有意な差はなかった。IVAの含有量は低用量多糖類で最高濃度に達した0.953mg/gであった。加えて,多糖類の経口投与は,顕著に体重減少を減弱させ,大腸炎の疾患活動性指数,直腸出血と糞便コンシステンシー,改善された結腸短縮と巨視的スコアを減少させた。著者らの結果は,C.morifolium Ramatの多糖類は腸腸内毒素症と炎症性腸疾患を防止するためのプレバイオティック剤として使用される可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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