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J-GLOBAL ID:201702238873793962   整理番号:17A0089360

Fボックス遺伝子: チュウゴクナシ(Pyrus bretschneideri)におけるゲノムワイドな拡大,進化とそれらの花粉成長への寄与

F-box genes: Genome-wide expansion, evolution and their contribution to pollen growth in pear (Pyrus bretschneideri)
著者 (10件):
資料名:
巻: 253  ページ: 164-175  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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植物における最大の遺伝子ファミリーのひとつであるFボックス遺伝子ファミリーは,植物の発生,生殖,細胞蛋白質の分解,生物的と非生物的ストレスへの応答の調節において重要な役割を果たしている。しかし,チュウゴクナシ(Pyrus bretschneideri Rehd.)と他のバラ科植物種におけるFボックス遺伝子ファミリーの網羅的解析についてはまだ報告されていない。本研究では,チュウゴクナシにおける合計226の全長Fボックス遺伝子を初めて同定した。これらの遺伝子は,さらに,特異的ドメインと系統解析に基づいて種々のサブグループに分けられた。興味深いことに,ゲノム全体での重複と分散された重複がFボックスファミリーの拡大に大きく寄与していることが観察された。さらに,異なる様式の遺伝子重複に関する動的進化について解析を行った。興味深いことに,分散されたタンデムな重複は,高速で進化していることが見出された。また,Fボックス遺伝子がGO解析に基づいた機能的特異性を示し,Fボックス遺伝子の大部分が蛋白質結合(GO:0005515)タームで有意に濃縮されていることがわかったので,Fボックス遺伝子は,ナシにおける遺伝的調節で重要な役割を果たしていることが示唆された。トランスクリプトームとデジタル発現プロファイルによって,Fボックス遺伝子が複数のナシ組織の発生に関与していることが明らかとなった。全体として,これらの結果は,ナシと他の植物におけるFボックス遺伝子の生物学的役割を精緻化するための基礎となるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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果樹  ,  遺伝子発現 

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