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J-GLOBAL ID：201702238896047903   整理番号：17A0016089

トンネル新技術への挑戦(14)-同時裏込め注入工法-

著者 (2件)： 加納洋一 (タック) ,  瀧川信二 (タック)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 1  ページ： 63-69  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シールド工法の2液型同時裏込め注入工を支える注入管の開発・改良について紹介した。同時裏込め注入には,2液型裏込め注入材のみならず,注入装置の開発が不可欠である。注入装置の閉塞トラブルを改善したブッシャー式同時裏込め注入管,本体を短くした注入管,モルタル固着を抑えた注入管へと改良した。さらに,高さを縮小した注入管,ミキシング部の脱着を可能とした注入管へと進化した。各世代の注入管の構造について紹介した。また,ブロック型同時注入装置や同時裏込め注入システムについて述べた。

シソーラス用語： *シールド工法 ,  *裏込め ,  *圧力管 ,  技術進歩 ,  グラウト ,  セメントモルタル ,  安定剤 ,  故障 ,  技術開発 ,  薬液注入 ,  薬品注入装置 ,  流れ構造 ,  注入工法 ,  凝結硬化調整剤
準シソーラス用語： *注入管

分類 (2件)： トンネル工事用機械・設備  (RC05032V) ,  油圧・空気圧応用装置  (QD04050E)

引用文献 (6件)：

• トンネル標準示方書[シールド工法]・同解説,土木学会,第142条 裏込め注入工,pp.180-182,2006.7.
• 平田武弘:密閉式シールド掘削に伴う軟弱粘土地盤の挙動と施工技術に関する研究,京都大学学位請求論文,1990.
• 加納洋一:難条件下のシールドと2液型裏込め注入, 日本プロジェクトリサーチ,pp38-61,1990.
• 葛野恒夫・高崎肇・寺田幸紀・山田功:3連マルチのシールド駅,大阪市地下鉄7号線 大阪ビジネスパーク駅,トンネルと地下,Vol.27,No.5.pp.35-37, 1996.5.
• 塩谷智弘:大阪ビジネスパーク駅とシールドトンネル(特に裏込め注入について),現場技術者のための土質工学7 地中構造物,地盤工学会関西支部,pp.63-77,1997.11.

タイトルに関連する用語 (1件)： トンネル