文献
J-GLOBAL ID:201702239113058470   整理番号:17A0447313

低わらりん濃度はイネ組換近交系における子実の生産のための高りん利用効率のための有益である【Powered by NICT】

Low straw phosphorus concentration is beneficial for high phosphorus use efficiency for grain production in rice recombinant inbred lines
著者 (11件):
資料名:
巻: 203  ページ: 65-73  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,低(LP)および高P(HP)条件下で作動圃場で生育した127イネ組換近交系を用いた穀物生産(PUEg)の収量形成とP利用効率を有するリン(P)濃度と蓄積の関係を総合的に調査することであった。りん濃度と蓄積,P輸送(PT)と輸送効率(PTE),PUEg,P収穫指数(PHI),穀粒収量と穀粒収量構成要素を調べた。穀粒収量,藁P濃度,全P蓄積およびPUEgの広い範囲はLP及びHP条件下で観察した。分散係数は穀粒P濃度はかなり保存されているが,藁P濃度は近交系間の相対的変数であることを示した。粒Pと比較して,藁Pは成熟時の全P蓄積(PUP)に大きな寄与をした。成長期間はPUEgに実質的な影響を持たず,両者ともP条件下のP蓄積にプラスに影響した;が,HP条件下で穀粒P濃度に負に影響した。藁P濃度は登熟率および収穫指数と負に相関した。PUEgは,穀物や藁のP濃度と負の相関を示し,特に藁,低P濃度は高PUEgに有利に働くことを示唆した。粒と稲わら中のP濃度の間の相関はなかった。相関分析は,低藁P濃度は部分的に高PTEとPHI値に起因する可能性があることを示した。これらの結果は,低藁P濃度を同時に粒へのP移動を増強することによりPUEgと穀粒収量を改善し,このようにしてP施肥の必要性を減少させることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物栄養  ,  施肥法・肥効 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る