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J-GLOBAL ID：201702239266634148   整理番号：17A0218750

有機分子の存在でIr(111)上のC-O伸縮モードに関するエネルギーとスペクトル線形

Energy and Spectroscopic Line Shape of the C-O Stretch Mode on Ir(111) in the Presence of Organic Molecules

著者 (5件)： ENDLICH M. (Technische Univ. Ilmenau, Ilmenau, DEU) ,  MICHL A. (Hamburg Univ. Technol., Hamburg, DEU) ,  HILDISCH J. (Technische Univ. Ilmenau, Ilmenau, DEU) ,  MUELLER S. (Hamburg Univ. Technol., Hamburg, DEU) ,  KROEGER J. (Technische Univ. Ilmenau, Ilmenau, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 21  ページ： 11490-11497  発行年： 2016年06月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,フタロシアニン(H₂Pc)分子がIr(111)上のC-O伸縮振動モードに関する振動エネルギーとスペクトル線形に及ぼす影響を示した。H₂Pcの被覆率増はC-O伸縮振動モードエネルギーの漸進的減少を導いた。密度汎関数計算は実験上の知見を再現し,C-O伸縮振動モードエネルギー進化における静電双極子相互作用の主要役割を明らかにした。対照的に,振動結合,分子間電荷移動及び吸着物誘起基板格子緩和はC-O伸縮振動モードエネルギー変動に無視できる影響を示した。更に,ほぼ閉鎖単分子層に至るまでの最低H₂Pc被覆率から,C-O伸縮振動のスペクトル線形はかなり幅広で非対称であった。静電双極子相互作用の主な影響と一致して,種々のH₂Pc-CO距離により線形は種々のC-O伸縮モード振動エネルギーを反映した。

シソーラス用語： 表面 ,  イリジウム ,  ファセット ,  *結晶面 ,  有機化合物 ,  *大環状化合物 ,  一酸化炭素 ,  *共吸着 ,  伸縮振動【分子】 ,  C-O結合 ,  被覆率 ,  振動モード ,  エネルギー ,  スペクトル線形 ,  双極子相互作用 ,  電荷移動 ,  単分子層 ,  振動エネルギー ,  電子エネルギー損失分光法 ,  構造緩和 ,  密度汎関数法 ,  基底関数系 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 格子緩和 ,  金属表面 ,  密度汎関数計算 ,  有機分子

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  電子分光スペクトル  (BM09060K)

物質索引 (1件)： フタロシアニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機分子 ,  Ir ,  伸縮 ,  エネルギー ,  スペクトル線形