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J-GLOBAL ID:201702240719704283   整理番号:17A0439178

細胞浸透性二機能抗酸化酵素GST-TAT-SOD 潜在的な選択的放射線保護剤

GST-TAT-SOD: Cell Permeable Bifunctional Antioxidant Enzyme-A Potential Selective Radioprotector
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.5935080 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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TATのスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)融合タンパク質は筆者らの先行研究において放射線保護的であることが証明された。これに基づき,グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST),SOD,およびTATの融合タンパク質である二機能組換えタンパク質を構築し,GST-TAT-SODと名付けた。ここで筆者らは,野生型SOD,一機能組換えタンパク質SOD-TAT,そしてアミフォスチンと比べた,GST-TAT-SODの細胞毒性,細胞浸透能力,そしてin vitro放射線保護効果の調査について報告する。筆者らは野生型SODが放射線照射したL-02およびHepG2細胞に対し殆ど放射線保護効果を持たない一方,アミフォスチンが両細胞株に対し保護的であることを立証した。放射線照射に3時間先立つSOD-TATまたはGST-TAT-SOD前処理は,細胞内異常生成超酸化物を除去し,細胞MDAレベルを減じ,細胞抗酸化能力とコロニー形成能力を増強し,アポトーシス率を低下させることにより,放射線障害から放射線照射正常肝細胞を保護する。SOD-TATに比べ,GST-TAT-SODは放射線照射正常肝細胞に対しより良い保護効果を,また放射線照射肝癌細胞に対し最小限の効果を示すことを証明した。加えて,GST-TAT-SODは正常細胞に対し安全で,マウスにおいて脳を含む異なる臓器に効率良く伝達された。このタンパク質の特性は,それがアミフォスチンよりも癌治療において良い潜在的な放射線保護剤であるかもしれないことを示唆する。2つの抗酸化酵素と細胞浸透ペプチドの融合タンパク質は放射線保護剤の開発において潜在的に有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  放射線防護薬の基礎研究 

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