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J-GLOBAL ID:201702241014414545   整理番号:17A0438960

栄養補助食品デヒドロジンゲロンとその二量体がin vitro培養ヒト内皮細胞の炎症と酸化ストレス誘発機能障害を打ち消す:動脈硬化の予防と治療のための新しい視点

The Nutraceutical Dehydrozingerone and Its Dimer Counteract Inflammation- and Oxidative Stress-Induced Dysfunction of In Vitro Cultured Human Endothelial Cells: A Novel Perspective for the Prevention and Therapy of Atherosclerosis
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.1246485 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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動脈硬化は,主に炎症や酸化ストレスによって引き起こされる内皮機能不全によって特徴付けられる。内皮細胞の接着分子と血栓形成組織因子(TF)の発現の増加に伴う,活性酸素種(ROS)の生産の増加は,アテローム生成促進メカニズムに重要な役割を果している。従ってこれらの分子の下方制御は炎症およびアテローム性動脈硬化の進行の程度を減らすために有用である。デヒドロジンゲロン(DHZ)は抗炎症作用と抗酸化活性を有する栄養補助食品である。本研究では,ヒト臍静脈内皮細胞(HUVEC)における過酸化水素誘導ROS産生を調節するためにDHZとその対称なダイマーの能力を評価した。また,腫瘍壊死因子(TNFα)によって活性化されたHUVECにおける,細胞間接着分子1(ICAM-1),血管細胞接着分子1(VCAM-1)およびTF発現を評価した。DHZおよびDHZダイマーを用いたHUVECの前処理は,過酸化水素誘導ROS産生を低減し,接着分子の発現と分泌を抑制した。なお,DHZダイマーのみがTF発現を低減することができた。DHZの効果は,核因子κB(NFκB)活性化の阻害により部分的に介在していた。全体的として,著者らの研究結果は,DHZダイマーは,血管内皮細胞に強力な抗炎症,抗酸化作用,および抗血栓活性を発揮し,アテローム性動脈硬化の進行に関与する病原性のメカニズムを対比するために,この化合物の潜在的有用性を示唆していることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 
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