文献

J-GLOBAL ID：201702241430471302   整理番号：17A0488413

水溶液からCu(II)を除去するための新しい吸着剤用のポリアミン官能化マグネタイトナノ粒子

Polyamine Functionalized Magnetite Nanoparticles as Novel Adsorbents for Cu(II) Removal from Aqueous Solutions

著者 (7件)： CULITA Daniela Cristina (“llie Murgulescu“ Inst. of Physical Chemistry, Bucharest, ROM) ,  SIMONESCU Claudia Maria (Politehnica Univ. Bucharest, Bucharest, ROM) ,  PATESCU Rodica Elena (Politehnica Univ. Bucharest, Bucharest, ROM) ,  PREDA Silviu (“llie Murgulescu“ Inst. of Physical Chemistry, Bucharest, ROM) ,  STANICA Nicolae (“llie Murgulescu“ Inst. of Physical Chemistry, Bucharest, ROM) ,  MUNTEANU Cornel (“llie Murgulescu“ Inst. of Physical Chemistry, Bucharest, ROM) ,  OPREA Ovidiu (Politehnica Univ. Bucharest, Bucharest, ROM)
資料名： Journal of Inorganic and Organometallic Polymers and Materials  (Journal of Inorganic and Organometallic Polymers and Materials)
巻： 27  号： 2  ページ： 490-502  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： W0462A  ISSN： 1574-1443  CODEN： JIOPE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工場廃水にはPb,Cd,Hgなど有害重金属が含まれていることがある。近年は電子部品に起因するCu(II)の含有量が増えている。Cu(II)を除去するために通常,吸着剤・フィルターによる除去が行われるが,フィルターの目詰まりの問題がある。そこで磁気を持つ吸着剤方式が注目されている。そこでマグネタイトをシリカで被覆したナノ粒子の上にポリアミンを固定した。粒子の構造,磁気的性能,表面形態,Cu(II)の吸着効率などを調べた。室温における最大の吸着能は1,3-ジアミノプロパンの場合,52.3mg・g^-1であった。吸着能はpHにも依存したが,ジエチレントリアミンおよびトリエチレンテトラアミンを使った場合も含めて,ここで示した新しい吸着剤は十分実用化できると考えられる。

シソーラス用語： 水溶液 ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  除去 ,  *吸着剤 ,  *ポリアミン ,  官能化 ,  *磁鉄鉱 ,  ナノ粒子 ,  磁性材料 ,  二酸化ケイ素 ,  表面被覆 ,  磁化特性 ,  表面構造 ,  モルフォロジー ,  吸着 ,  pH依存性 ,  化学合成 ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： 銅イオン(2+)

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (3件)： 1,3-ジアミノプロパン ,  ジエチレントリアミン ,  トリエチレンテトラアミン

タイトルに関連する用語 (6件)： 水溶液 ,  Cu ,  吸着剤 ,  ポリアミン ,  官能化 ,  マグネタイトナノ粒子