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J-GLOBAL ID：201702241914464672   整理番号：17A0122764

低速陽電子ビームによるフェライト/マルテンサイト鋼の低下した活性化におけるヘリウム/水素相乗効果

Helium/hydrogen synergistic effect in reduced activation ferritic/martensitic steel investigated by slow positron beam

著者 (10件)： ZHU Te (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  ZHU Te (Chengdu Univ. Technol., Chengdu, CHN) ,  JIN Shuoxue (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  GUO Liping (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  HU Yuanchao (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  LU Eryang (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  WU Jianping (Chengdu Univ. Technol., Chengdu, CHN) ,  WANG Baoyi (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  WEI Long (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN) ,  CAO Xingzhong (Inst. of High Energy Physics, CAS, Beijing, CHN)
資料名： Philosophical Magazine  (Philosophical Magazine)
巻： 96  号： 1-6  ページ： 253-260  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： E0753C  ISSN： 1478-6435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性化の低減したフェライト/マルテンサイト(RAFM)鋼は,活性化が低く,耐ボイド膨張性に優れ,適度な機械特性の利点を有するために,将来の核融合炉に対する有望な材料である。本研究では,He及びHイオンを別々に,続けて(最初にHe²⁺,続いてH⁺)RAFM鋼に照射した。本研究の目的は,HeとHの空孔欠陥形成に対する相乗効果を評価し,最終的には原子炉構造材料の照射誘起劣化の原因を理解することである。RAFM鋼に450°Cで,250keVのHeイオン,及び130keVのHイオンを照射して,結果の様子をポジトロン消滅スペクトロスコピー(PAS)で観測した。低速ポジトロンビームによる調査の結果,RAFM鋼に注入された単独のイオン(HeまたはH)は,空孔と結合し,(He又はH)-Vクラスターを形成することが分かった。

シソーラス用語： 陽電子ビーム ,  フェライト鋼 ,  マルテンサイト鋼 ,  イオン ,  ヘリウム ,  陽子 ,  *相乗作用 ,  *原子炉材料 ,  *照射損傷 ,  *陽電子消滅 ,  *空格子点
準シソーラス用語： 低速陽電子ビーム ,  ヘリウムイオン ,  水素イオン

分類 (3件)： 鉄鋼材料  (WE02000W) ,  照射効果・利用  (MC01050C) ,  陽電子消滅  (BK16052L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 低速陽電子ビーム ,  フェライト ,  マルテンサイト鋼 ,  活性化 ,  ヘリウム ,  水素 ,  相乗効果