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J-GLOBAL ID：201702242253761182   整理番号：17A0236977

ポリ(イオン液体)中でのパラジウムナノ粒子の表面特性および触媒性能についての分光学的研究

Spectroscopic Study on the Surface Properties and Catalytic Performances of Palladium Nanoparticles in Poly(ionic liquid)s

著者 (6件)： DANI A. (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  CROCELLA V. (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  MADDALENA L. (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  BAROLO C. (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  BORDIGA S. (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  GROPPO E. (Univ. Torino, Torino, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 3  ページ： 1683-1692  発行年： 2016年01月28日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2種のイオン液体ポリマー,ポリ(DVB-co-N-Me-VIm⁺I^-)(A)およびポリ(DVB-co-N-Bu-VIm⁺I^-)(B)とPdナノ粒子(粒径:2nm以下)の複合体(B)および非イオン性のポリ(DVB-co-VIm)/Pd複合体(C)の,p-クロロニトロベンゼンの水素化(生成物:p-クロロアニリン)に対する触媒活性について調べた。AとBのPdはイミダゾール窒素で,Cではヨウ化物イオンで安定化されていること,AとBは還元に対し大きな触媒活性を示し,Bでは転換率および選択率(p-クロロアニリン/p-ニトロアニリン)がほぼ100%であること,Cではp-クロロアニリンとアニリンの混合物が生成すること,共重合体の単量体組成は反応には影響しないことなどが分かった。浸漬法でポリマーに取り込んだ,酢酸パラジウムの水素による還元で作製した複合体は,FTIRでキャラクタライズした。ここでDVBは1,4-ジビニルベンゼン,VImは1-ビニルイミダゾールを表す。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *共重合体 ,  *ナノ粒子 ,  *触媒活性 ,  依存性 ,  転化率 ,  芳香族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： *パラジウムナノ粒子 ,  選択率 ,  組成依存性 ,  *分光学的研究

分類 (2件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (7件)： 1,4-ジビニルベンゼン ,  1-ビニルイミダゾール ,  p-クロロアニリン ,  p-クロロニトロベンゼン ,  アニリン ,  1-ビニル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ヨージド ,  1-ビニル-3-ブチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ヨージド

タイトルに関連する用語 (5件)： イオン液体 ,  パラジウムナノ粒子 ,  表面特性 ,  触媒性能 ,  分光学的研究