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J-GLOBAL ID：201702242377456804   整理番号：17A0389103

有機-無機ハロゲン化鉛ペロブスカイトの室温形成:ナノ構造と高反応性中間体の設計【Powered by NICT】

Room temperature formation of organic-inorganic lead halide perovskites: design of nanostructured and highly reactive intermediates

著者 (8件)： Zhang Hong (Department of Electrical and Electronic Engineering, The University of Hong Kong, Pok Fu Lam Road, Hong Kong, China. [e-mail]) ,  Li Dan ,  Cheng Jiaqi ,  Lin Francis ,  Mao Jian ,  Jen Alex K.-Y. ,  Graetzel Michael ,  Choy Wallace C. H.
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 7  ページ： 3599-3608  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,有機-無機ハロゲン化鉛ペロブスカイトは,その低コストと高い性能のために太陽電池に使用するために検討されている。効率的なペロブスカイト太陽電池(PVSCs)の大部分は,多層構造の各層の層依存高温処理を必要とする,製作の複雑性が増加した。添加では,高温プロセスは可撓性デバイスへの応用を妨げている。,複雑なデバイスプロセスを単純化し,新しい可撓性デバイス技術を促進しペロブスカイト膜を形成する制御のための室温処理法を開発するために強く望まれている。本研究では,ナノ構造PbI_2(L)x中間体の賢明な設計による高品質ペロブスカイト膜の配位子促進形成の室温方式を提案し,Lは配位子となることがわかった。高品質ペロブスカイト膜はピンホールと不純物を含まず,高い結晶性を有していた。ペロブスカイト膜の室温結晶化を用いて,17.21%(室温で作製したペロブスカイトに基づく現在の最良PVSCsは<16%のPCEを持つ)の電力変換効率(PCE)を有する高効率室温溶液処理PVSCsを作製した。一方,ナノ構造PbI_2(L)x中間体の構築に異なる配位子の影響,およびこのようにして得られたペロブスカイト膜の純度,形態,及びオプトエレクトロニクス性能を実験的に調べた。熱力学的及び速度論的研究により,理論的にナノ構造PbI_2(L)x中間体の反応性を検討し,配位子促進ペロブスカイト形成の可能な機構を解明した。,実験的及び理論的研究を用いて,高品質のペロブスカイト膜の形成のための理想的な配位子を同定するための選択則を確立した。本研究では,高性能・低コストペロブスカイトベースオプトエレクトロニクスデバイスの将来の設計のためのペロブスカイト膜の形成に及ぼす配位子効果の基本的な理解を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 結晶度 ,  *ナノ構造 ,  簡素化 ,  太陽電池 ,  高温 ,  *反応性 ,  純度 ,  多層構造 ,  柔軟性 ,  *中間体 ,  オプトエレクトロニクス ,  不純物 ,  *ハロゲン化 ,  配位子効果
準シソーラス用語： 高品質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (6件)： ハロゲン化鉛ペロブスカイト ,  室温 ,  ナノ構造 ,  反応性 ,  中間体 ,  設計