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J-GLOBAL ID:201702242838746369   整理番号:17A0036346

Y染色体b2/b3欠失および男性不妊症 包括的メタ解析,試験逐次解析および系統的レビュー

Y chromosome b2/b3 deletions and male infertility: A comprehensive meta-analysis, trial sequential analysis and systematic review
著者 (3件):
資料名:
巻: 768  ページ: 78-90  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: W2381A  ISSN: 1383-5742  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Y染色体b2/b3部分欠失と精子形成不全との相関関係は疑わしい。著者らは,乏/無精子不妊男性と正常精子男性の間のb2/b3欠失の頻度を比較するために,文献の系統的レビューに続くメタ解析および試験逐次解析に着手した。メタ解析のために検討された24の研究のうち,20がこの欠失と男性不妊との間に相関がないと報告し,2つの研究はそれぞれ直接相関および逆相関を報告した。収集分析では,8892人のうち241人(2.71%)の乏/無精子個体および5842人のうち118人(2.02%)の正常精子対照がb2/b3欠失を有し,症例における欠失頻度が比較的高いことを示唆した。最終的に,メタ解析は,b2/b3欠失と精子形成喪失/不妊症のリスクとの間に有意な相関を示した(固定モデル:OR=1.313,95%CI=1.04-1.65,p=0.02,ランダムモデル:OR=1.315,95%CI=1.02-1.70,p=0.037)。民族性および地理的地域別に分類された研究のさらなるメタ解析は,b2/b3欠失が,モンゴル人,ニグロ-コーカサス人,東アジア人およびアフリカ人において精子形成喪失/不妊症と有意に関連するが,コーカサス人,ヨーロッパ人,南アジア人およびドラビダ語族ではそうでないことを示した。要約すると,Y染色体b2/b3欠失は不妊症のリスクを増大させる。しかし,それはモンゴル人集団と東アジア地域でのみ重要であり得るCopyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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遺伝的変異  ,  生殖生理一般 

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