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J-GLOBAL ID:201702243220612457   整理番号:17A0313892

中国酒からの2種のBacillus株によるStreptomyces spp.のゲオスミン産生の生物的防除【Powered by NICT】

Biocontrol of geosmin-producing Streptomyces spp. by two Bacillus strains from Chinese liquor
著者 (4件):
資料名:
巻: 231  ページ: 1-9  発行年: 2016年08月16日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Streptomyces spp.生産ゲオスミンは中国酒における土様異臭を生じる最も高頻度で,重大な微生物汚染と見なされてきた。液発酵中のStreptomyces群集を制御することが必要である。液に存在する天然微生物叢を用いた生物的防除は化学的方法よりも良好な解であると思われる。本研究の目的は,Streptomyces spp.に対して拮抗的な天然微生物相を分離し,次にきっ抗薬の可能な作用モードを評価することであった。異なるDaqu(発酵スターター)から分離した十四種のBacillus株はStreptomyces sampsoniiに対する拮抗作用,支配的なゲオスミン生産者の一つであることを示した。マオタイ酒DaquからのBacillus subtilis2 16およびBacillus amyloliquefaciens1 45は有意にそれぞれ57.8%と84.3%S.sampsoniiの増殖を阻害し,模擬発酵実験(接種比1:1)中のゲオスミン産生を効果的に防いだ。生物防除モードを調べるために,抗微生物代謝産物を生成し,発酵系におけるゲオスミンを減少させるための歪2 16と1 45の能力を調べた。抗菌物質を超高速液体クロマトグラフィー-タンデムエレクトロスプレイionization/quadrupole時間-飛行時間質量分析(UPLC ESI/Q TOF MS)及びin vitro抗生物質アッセイによりリポペプチドとして同定された。さらに,株2 16と1 45をシミュレートした固体発酵におけるゲオスミンそれぞれの45%及び15%を除去することができた。本研究では,生物的防除の可能性を強調し,Daqu中の天然Bacillus種の使用は,Streptomyces spp.の増殖と中国酒発酵におけるゲオスミン汚染を防止するための環境に優しい方法を提供することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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食品の汚染  ,  果実とその加工品  ,  微生物検査法 
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