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J-GLOBAL ID:201702243395493275   整理番号:17A0474009

癌胎児性抗原の超高感度検出のための汎用プラットフォームとしての金ナノ粒子を安定化する自己組織化高分子ナノ粒子膜【Powered by NICT】

Self-assembled polymeric nanoparticles film stabilizing gold nanoparticles as a versatile platform for ultrasensitive detection of carcino-embryonic antigen
著者 (7件):
資料名:
巻: 92  ページ: 570-576  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,癌胎児性抗原(CEA)の高感度定量のための高分子自己組織化ナノ粒子の電気泳動析出に基づいて開発した新規インピーダンス測定免疫センサ。生体適合性高分子ナノ粒子γPGA DA@CSは温和な条件下でキトサン(CS)とドーパミン修飾したポリ(γ-グルタミン酸)(γ PGA DA)の自己集合により調製した。高密度ナノ組織のナノ粒子膜は,γPGA DA@CSナノ粒子の電気泳動析出による電極表面上で得られた。金ナノ粒子(Au NPs)は,γPGA DA@CSの表面上に存在する多数の露出したドーパミン接着剤ドットに起因して均一分散によるγPGA DA@CS膜上に固定化した。得られたAu/γPGA DA@CSナノ複合材料膜はナノスケール寸法の電極表面積を増加させるだけでなく,抗体の便利な活用に高度に安定で生体適合性マトリックスを提供し,高効率イムノアッセイプラットフォームを提供する。癌胎児性抗原(CEA Ab)に対するモノクローナル抗体はAu/γPGA DA@CS膜上に効率的に固定化し,究極の目標として作製することに成功した無標識インピーダンス測定免疫センサ。最適条件下で,得られた免疫センサは,低い検出限界10fgml~( 1)のCEAの検出のための2.0×10~ 14gmL~( 1)2.0×10~ 8gmL~( 1)までの広い直線範囲を示した。著者らの知識の及ぶ限りでは,これは無標識インピーダンス測定免疫センサの他の対応品と比べて最低の検出限界があった。さらに免疫センサは高い特異性,良好な安定性及び満足のいく再現性を示した。証明概念として,提案した戦略は他の腫瘍マーカーと生体分子の臨床免疫分析のための有望な汎用的プラットフォームを提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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