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J-GLOBAL ID：201702243741878346   整理番号：17A0324732

コムギ(Triticum aestivum)の葉表面上の界面活性剤水溶液のぬれ挙動【Powered by NICT】

The wetting behavior of aqueous surfactant solutions on wheat (Triticum aestivum) leaf surfaces

著者 (5件)： Zhang Chenhui (Department of Applied Chemistry, College of Science, China Agricultural University, Beijing 100193, P. R. China. [e-mail]) ,  Zhao Xin ,  Lei Jinmei ,  Ma Yue ,  Du Fengpei
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 13  号： 2  ページ： 503-513  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではコムギ葉表面上の農業界面活性剤溶液(TritonX 100,SDS,DTAB)の濡れ挙動を表面自由エネルギー,表面張力,接触角に基づいて研究した。結果は,これらの界面活性剤溶液の接触角は1×10~ 5モルL 1~( 1)以下の界面での低い吸着に対して一定値にとどまることを示した。濃度の増加に伴い,TritonX-100の接触角は急激に減少する固体-液体界面(Γ_SL′)での分子の吸着は液体-空気界面(Γ_LV)でのそれよりも数倍大きいからである。SDS及びDTABに関しては,接触角も減少したが,CMC以上の90°よりも大きく,一方Γ_SL′Γ_LVへの比は約1.20である,Gibbsの表面過剰量は,界面活性剤分子の構造に関連していることを示した。明らかに,コムギ葉表面と界面活性剤溶液の特性に加えて,濡れ性は主にそれらの非共有結合相互作用に依存する。これらの中で,疎水性相互作用が表面に吸着し,Lifshitz-van der Waals相互作用と静電相互作用の助けを借りて分子を促進する主要な力である。植物表面への濡れ挙動の機構によると,農薬製剤の処方は,より良い濡れ性で調整したその損失を低減するために,その結果農薬利用を改善し,環境汚染を減少させることができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 環境汚染 ,  *界面 ,  *界面活性剤 ,  静電相互作用 ,  相互作用 ,  *水溶液 ,  農薬 ,  界面張力 ,  *濡れ ,  製剤 ,  接触角 ,  *コムギ ,  疎水性相互作用
準シソーラス用語： 非共有結合 ,  表面自由エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  界面化学一般  (CB12010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： コムギ ,  Triticum ,  葉 ,  界面活性剤 ,  水溶液 ,  ぬれ ,  挙動