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J-GLOBAL ID：201702244762880829   整理番号：17A0041322

表面のエネルギー制御と分析 2.剥離材料分析における原子間力顕微鏡の応用

著者 (1件)： 宮田壮 (リンテック 研)
資料名： 接着の技術  (Adhesion Technology, Japan)
巻： 36  号： 3  ページ： 7-11  発行年： 2016年12月31日 
JST資料番号： G0890B  ISSN： 0289-8225  CODEN： SGIJE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粘着ラベルや粘着シートに代表される粘着製品における剥離材料の主な役割は,粘着剤面の保護が挙げられる。例えば積層セラミックコンデンサ製造工程など幅広い分野で利用され,使用用途毎に精密な物性制御が必要となる。その設計には,表面に存在する剥離剤層に対する分析技術が重要である。原子間力顕微鏡(AFM)の応用例の一つとして,剥離剤層表面形状の分析が挙げられる。AFMはまた,カンチレバーを試料に直接接触させながら,剥離材料の表面の力学物性評価へ応用することが可能である。さらに,ISO国際標準化が検討されている,フォースカーブ測定およびJKR理論解析を用いた解析法にも威力を発揮する。

シソーラス用語： 表面エネルギー ,  表面分析 ,  *原子間力顕微鏡 ,  *粘着テープ ,  *ラベル ,  *接着 ,  付着物 ,  *剥離剤 ,  形態 ,  *形状測定 ,  国際標準化機構
準シソーラス用語： ISO【国際機関】 ,  粘着 ,  *粘着シート ,  *粘着ラベル ,  粘着物質 ,  表面形状 ,  *表面形状測定

分類 (2件)： その他の製品,半製品,利用  (YH06080T) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

引用文献 (15件)：

• 電気・電子材料研究会編, ′′エレクトロニクス用光学フィルム′′, 工業調査会, p.129(2006).
• 特許第5421506号
• 中嶋 健,藤波 想,西 敏夫, J. Jpn. Soc. Colour Mater., 81, 354(2008).
• 特開2000-006353
• 額賀英幸,藤波 想,渡部浩行,中嶋 健,西 敏夫, 日本ゴム協会誌, 79, 509(2006).

タイトルに関連する用語 (5件)： エネルギー制御 ,  分析 ,  材料分析 ,  原子間力顕微鏡 ,  応用