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J-GLOBAL ID:201702245300056673   整理番号:17A0659638

サワーとRNAに基づく遺伝子特異的アッセイを用いて決定した廃水硝化に及ぼすシアン化物の阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effect of cyanide on wastewater nitrification determined using SOUR and RNA-based gene-specific assays
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 155-161  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0081C  ISSN: 0266-8254  CODEN: LAMIE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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硝化に及ぼすシアン化物(CN~ )の影響を二種類の異なる方法を用いた硝化細菌集積培養からの試料を用いて調べ測定基質(アンモニア)特異的酸素取込速度(SOUR),硝化に関与する機能遺伝子の転写物を定量化するために,RT-qPCRを用いて実施した。硝化バイオリアクタは,24時間の水力学的滞留時間の連続反応器として操作した。試料はバッチ容器に曝露された12~年の期間のシアン化物にした。バッチアッセイで用いるCN~ の濃度は003,006,01と10mgl 1~ 1。CN~ の量が増すのに伴いサワーにかなり減少した。硝化活性の50%以上の減少が01mgl 1~ 1CN~-で観察された。RT-qPCRデータに基づいて,CN~-用量,SOURにより測定したアンモニア酸化活性と良く対応することを増加させるためのamoA及びhaoの転写レベルの顕著な低下があった。シアン化物の阻害効果は第二鉄ヘム蛋白質,蛋白質構造と機能を破壊すると結合するシアン化物の親和性に起因すると考えられる。機能遺伝子の相対的発現と本研究で示されたサワーの間の対応は,廃水中の硝化活性に及ぼす毒性化合物の影響のより良い理解のためのRNAに基づく機能特異的アッセイの有効性を実証した。研究の意義と影響:硝化細菌に及ぼすシアン化物の影響を,生理学的および転写応答を測定することによって特性化した。シアン化物は産業廃棄物に見られる濃度で硝化に阻害性であった。RNA機能特異的アッセイは,廃水中の硝化活性に及ぼす毒性化合物の影響をより良く理解するために機構的アプローチを表している。さらに,RNA転写物の相対量は阻害イベントを予測するに使用され,廃水硝化システムの性能を潜在的に改善する基準を提供するin situ硝化細菌活性を追跡するために用いることができる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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微生物検査法  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学  ,  微生物生理一般  ,  代謝と栄養 

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