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J-GLOBAL ID:201702245531743092   整理番号:17A0215804

チロシンキナーゼ2阻害剤としての3-アミノ-1,5-ジヒドロ-4H-ピラゾロピリジン-4-オン誘導体の構造に基づく設計および合成

Structure-Based Design and Synthesis of 3-Amino-1,5-dihydro-4H-pyrazolopyridin-4-one Derivatives as Tyrosine Kinase 2 Inhibitors
著者 (21件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 733-749  発行年: 2016年01月28日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チロシンキナーゼ2(TYK2)およびJanusキナーゼ(JAK)のキナーゼ活性に関するハイスループットスクリーニングを行った。TYK2およびJAK2を阻害するヒット化合物として特定したアミノインダゾール誘導体に関して,TYK2のATP結合部位とのドッキング研究を行い,それに基づいて結合に不要なチアゾール酢酸を除去した。この化合物は細胞毒性を示したことから,細胞毒性を減らすようなスカフォードホッピングを行い,新たなTYK2阻害性スカフォードとして3-アミノ-1,5-ジヒドロ-4H-ピラゾロピリジン-4-オンを得た。C-7位を置換した一連の誘導体を合成し,そのTYK2に対する阻害能を調べたところ,1-メチル-3-ピラゾリル分子を導入することで,TYK2阻害活性が劇的に増加することが分かった。さらなる最適化を行うことで,優れた阻害活性および薬物動態を示す誘導体として,3-アミノ-7-[5-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル]-5-((2S)-メチルブタン-2-イル)-1,5-ジヒドロ-4H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-4-オンを得た。本化合物は,ラット皮膚薬力学モデルにおいて,IL-23誘導性IL-22産生を阻害した。また,本化合物は,既存のIL-23シグナル伝達阻害剤であるバリシチニブとは異なり,顆粒球マクロファージコロニー刺激因子に対する阻害活性が弱かった。本化合物は新規TYK2阻害剤として有用である。
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分類 (2件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  ピラゾール 
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