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J-GLOBAL ID:201702246130917617   整理番号:17A0084346

ヒト組織再生の足場として可能性のある相互侵入型Si-HPMC/アルギネートヒドロゲル

Interpenetrated Si-HPMC/alginate hydrogels as a potential scaffold for human tissue regeneration
著者 (11件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: Article:99,1-7  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヒト組織の再生のための足場としてのそれらの可能性を評価するために,生体適合性の多糖アルギネートおよびシラン化ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Si-HPMC)の相互浸透ゲルを検討した。Si-HPMCネットワークは,pHを中性にすることで形成し,アルギン酸ネットワークは,Ca2+の漸進的in situ放出によって形成した。異なるポリマーおよびカルシウム濃度による混合ゲルの線形および非線形の機械的特性を,対応する単一ゲルと比較した。アルギン酸塩/Si-HPMCゲルは,純粋なSi-HPMCゲルよりも剛直であるが,純粋なアルギン酸ゲルよりも弱く変形性が大きいことが判明した。これら全てのゲルの圧縮中に測定した破裂時の最大応力には有意差はなかった。pH7における過剰水中での膨潤または収縮の程度ならびにCa2+の放出を時間の関数として測定した。純粋なアルギン酸塩ゲルは,50%も収縮してシネレシスを示し,これは混合ゲルでは大きく低減し,また排除されることさえあった。純粋なアルギン酸塩ゲルに対する劣化時のCa2+の重要な放出は,混合ゲルでは大幅に減少した。さらに,細胞適合性アッセイの結果,ヒトSW1353細胞の2Dおよび3D培養におけるSi-HPMC/アルギン酸ヒドロゲルには細胞傷害性がなかった。これらの結果は,相互貫入したSi-HPMC/アルギネートゲルに,組織再生で単一ゲルを使用するよりも明らかな利点があることを示していた。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物科学研究法一般 

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