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J-GLOBAL ID:201702247053903812   整理番号:17A0439301

抗炎症治療は,糖尿病ラット由来の腎臓においてNrf2-Keap1を調整する

Anti-Inflammatory Therapy Modulates Nrf2-Keap1 in Kidney from Rats with Diabetes
著者 (15件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.4693801 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,糖尿病性腎症における炎症促進性サイトカインとNrf2-Keap1システムの関連について取り組んだ。実験群は,対照,糖尿病,そしてミコフェノール酸モフェチル(MMF)処理糖尿病であった。腎機能,炎症促進性および線維症促進性サイトカイン,酸化ストレス,形態,そしてネフリンの発現を評価した。糖尿病群は,酸化ストレスやNrf2核移行の減少と関連した腎機能障害を示した。これらの結果は,メサンギウム基質指標の増加,間質性線維症,そして腎皮質および尿排出物におけるネフリン発現の増加を伴った。加えて,インターロイキン1β,IL-6,および形質転換増殖因子β1が血漿および腎臓で増加した。MMF処理は,腎機能を保存し,腎構造変化を防止し,炎症促進性および線維化促進性サイトカインの過剰発現を部分的に防止した。それでいて,MMF処理は腎組織においてネフリンの過剰発現を誘導し,その尿喪失を防止した。MMFの有益な効果は,酸化ストレスの部分的防止,Nrf2核移行の増加,そして腎組織における抗酸化酵素の保存と関連した。結論として,本結果は,炎症が糖尿病性腎症の進行において鍵となる因子であることを確認し,MMFによる処理が,良く知られた抗炎症効果に加えて,少なくとも部分的にNrf2/Keap1システムが恐らく調節する抗酸化機構により腎臓を保護することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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泌尿生殖器の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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