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J-GLOBAL ID：201702247285055845   整理番号：17A0286525

モンモリロナイト/水 分散液の粘度に影響を与える要因-3.水 懸濁液中におけるモンモリロナイト粒子の会合様式-

Factors Affecting to the Viscosity of Montmorillonite/Water Suspension: 3. Modes of Particle Association in Montmorillonite Suspensions

著者 (3件)： 鈴木啓三 (北大 大学院工学研究院) ,  佐藤努 (北大 大学院工学研究院) ,  米田哲朗 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 粘土科学  (日本粘土学会誌)
巻： 55  号： 2  ページ： 31-41  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： G0435A  ISSN： 0470-6455  CODEN： NEKAAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らはこれまで粘土鉱物であるモンモリロナイト(MM)と水懸濁液の粘度に関する基礎研究を続けており,幾つかの知見を得ているが,本稿では,これまで得られた結果での不明点(粘度の試料依存性)の解明に注力した。MMは通常母体であるベントナイトからの水簸によって得られるが,その乾燥時に可溶性塩がMM中に濃縮される。試料による粘度の差異はこの可溶性塩の存在に関係すると考え,それらを除去した実験を実施した。山形産,合成サポナイト,グジャラート産,およびワイオミング産試料についての各種評価を実施した。産地による粘度の差異を示した後,その影響因子としてMM粒子が懸濁液中で形成する会合様式を挙げた。

シソーラス用語： *モンモリロナイト ,  *懸濁液 ,  *粘度 ,  地域 ,  塩 ,  可溶性 ,  会合 ,  溶解性
準シソーラス用語： 産地

分類 (2件)： 珪酸塩鉱物  (DE08030A) ,  コロイドのレオロジー  (BL01012I)

引用文献 (21件)：

• 鈴木啓三・佐藤努・米田哲朗・榎戸洋之(2007)粘土科学46,120-130.
• 鈴木啓三・佐藤努・米田哲朗(2012)粘土科学50,162-174.
• van Olphen, H. (1977) An Introduction to Clay Colloid Chemistry, John Wiley, pp. 94-110.
• Lagaly, G. and Ziesmer, S. (2003) Advances in Colloid and Interface Science, 100-102,105-128.
• 足立泰久・岩田進吾編著(2003)土のコロイド現象,p.90.

タイトルに関連する用語 (8件)： モンモリロナイト ,  水 ,  分散液 ,  粘度 ,  要因 ,  懸濁液 ,  会合 ,  様式