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J-GLOBAL ID:201702247596943565   整理番号:17A0081117

Sn(Te)および塩系中の気泡破壊による液滴形成に及ぼす界面張力の影響

Influence of the Interfacial Tension on the Droplet Formation by Bubble Rupture in Sn(Te) and Salt System
著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号: 11  ページ: 1902-1909(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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融解塩化物およびSn系を用いることで,融解塩化物が透明であるため気泡破壊と金属液滴形成のその場観察を実施できる。直径が0.1から1.0mmの範囲にある液滴のサイズ分布を高分解能カメラを用いて測定し,界面張力の影響を考察している。次の結果を得た:(1)SnへのTeの添加が界面張力を低下させ小さな液滴の数を増やし,一方,塩化物浴中の液滴の全表面積と全体積は低下した;(2)ガス流量が増加する時,Sn系中の金属エマルションが金属円柱の崩壊によって発生するモードBいよって形成した液滴の数は増加し,大きな液滴を観察した。Sn-Te系において,最高のガス流量においてでも,金属液滴が金属膜の破断によって形成されるモードAによって形成される液滴がモードBによって形成されたものに加えて観察された;(3)Sn系において,モードBで生成した気泡のサイズはモードAでのものより大きかった。Sn-Te系において,気泡サイズは一般的にSn系中のものより小さく;(4)気泡によって形成された液滴の全体積は気泡サイズの増加と共に増大した。特に,モードBで破断した気泡は,既報サイズが同じであってもモードAにおけるものより大きな体積の液滴を生成した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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製鋼 
引用文献 (15件):
  • 1) N. Maruoka, T. Maeyama, H. Shibata and S. Kitamura: Proc. Asia Steel Int. Conf., KIM, Seoul, (2009), s3.
  • 2) G. Reiter and K. Schwerdtfeger: ISIJ Int., 32 (1992), 50.
  • 3) G. Reiter and K. Schwerdtfeger: ISIJ Int., 32 (1992), 57.
  • 4) Z. Han and L. Holappa: ISIJ Int., 43 (2003), 292.
  • 5) Z. Han and L. Holappa: ISIJ Int., 43 (2003), 1698.
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