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J-GLOBAL ID:201702248995768678   整理番号:17A0012973

Mg2+,Zn2+,Sr2+添加ケイ酸カルシウム被覆に対する骨芽細胞の異なる応答

Different response of osteoblastic cells to Mg2+, Zn2+ and Sr2+ doped calcium silicate coatings
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: Article:56,1-13  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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プラズマ溶射ケイ酸カルシウム(Ca-Si)被覆中のCa2+のMg2+,Zn2+,Sr2+との置換は生理的環境における分解を妨げ,さらに重要なことに生物学的性能を改善することが報告されている。改善された生物学的性能の理由は依然として分かり難く,特にドーパントイオンの寄与は明白な直接的証拠が欠如している。本研究で,CaとSiイオン放出と表面物性の影響を最小限にすることにより,Ca-Si系被覆(Ca2Si2O7,Ca2ZnSi2O7,Sr-CaSiO3)の骨形成に対するMg2+,Zn2+,Sr2+の効果の同定を目的とした。噴霧パラメータ最適化によって,すべての試料に対して同様のモルフォロジー,結晶度,表面粗さを達成した。予想どおり,すべての被覆から放出したCaとSiイオンは浸漬時間に比例する濃度を示した。Mg2+,Zn2+,Sr2+をドープしたCa-Si被覆へのMC3T3-E1細胞の応答を,骨芽細胞接着,増殖,分化,鉱化作用の観点から研究した。結果はMg修飾被膜の表面で,細胞接着と増殖のレベルが最も高くなった。骨芽細胞分化の早期マーカー(COL1とALP mRNA)の遺伝子発現は,Zn修飾被覆で明らかに改善された。骨芽細胞分化の後期マーカー(OPNおよびOC mRNA)の遺伝子発現と鉱化した結節形成は,Sr修飾被覆の表面上で明らかに加速された。Mg2+,Zn2+,Sr2+は,骨形成の異なる段階において調節的役割を果たすため,整形外科用途の新規な被覆材料の開発に利用できる可能性がある。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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医用素材  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (3件):
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