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J-GLOBAL ID：201702249468546752   整理番号：17A0448326

YAlO_3におけるSm~3+イオンのエネルギー移動とアップコンバージョン【Powered by NICT】

Energy transfer and upconversion of Sm³⁺ ions in YAlO₃

著者 (3件)： Malinowski M. (Institute of Microelectronics and Optoelectronics, Koszykowa 75, Warsaw, 00-662, Poland) ,  Kaczkan M. (Institute of Microelectronics and Optoelectronics, Koszykowa 75, Warsaw, 00-662, Poland) ,  Turczynski S. (Institute of Electronic Materials Technology, Wolczynska 133, Warsaw, 01-919, Poland)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 63  ページ： 128-133  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sm~3+をドープしたYAlO_3(YAP)単結晶を,マイクロプリングダウン法によって調製した。これらの結晶の発光スペクトルだけでなくルミネセンス減衰曲線は10Kから300Kの温度範囲で記録した。低温スペクトルに基づいていくつかの多重項のStark準位のエネルギーを決定した。蛍光減衰曲線は,濃度と温度の関数として測定され,0.1at.%の最低濃度で単一指数関数的性質を示すことが分かったが,1at.%以上の濃度では強く非指数関数。Sm~3+イオン発光の濃度消光は,共鳴交差緩和に起因した。非指数関数的減衰速度は(s)=6Sm~3+イオン間のエネルギー移動過程の性質は電気双極子-双極子型であることを示しているInokuti-Hirayamaモデルに良く適合した。交差緩和速度を実験的に活性化剤濃度の関数として決定し,評価し,崩壊をモデル化するために使用した。移動過程の臨界距離とエネルギー移動microparameterを示した。パルス925 975nm赤外励起後のアップコンバートされた黄色-オレンジ色発光が,Sm~3+:YAP結晶における室温で発生させた。この異性化における励起状態の動力学を解析し,関与するアップコンバージョン機構はエネルギー移動であると提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 交差緩和 ,  多重項 ,  単結晶 ,  発光 ,  *エネルギー移動 ,  蛍光減衰 ,  モデリング ,  低温 ,  *周波数逓倍 ,  電気双極子 ,  ドーピング ,  双極子 ,  指数関数
準シソーラス用語： 濃度消光 ,  減衰曲線 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： YAP:Sm ,  YAlO_3 ,  アップコンバージョン ,  エネルギー移動

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (3件)： イオン ,  エネルギー移動 ,  アップコンバージョン