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J-GLOBAL ID：201702250192950405   整理番号：17A0013244

AlN(ナノ)強化HDPE複合材料の非等温分解速度論に関する高度の等電点分析およびマスタープロット分析

Advanced isoconversional and master plot analyses on non-isothermal degradation kinetics of AlN (nano)-reinforced HDPE composites

著者 (2件)： Rajeshwari P. (Cryogenic Engineering Centre, Indian Institute of Technology Kharagpur, Kharagpur, WB, India) ,  Dey T. K. (Cryogenic Engineering Centre, Indian Institute of Technology Kharagpur, Kharagpur, WB, India)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 125  号： 1  ページ： 369-386  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマーマトリックスとしての高密度ポリエチレン(HDPE)およびナノフィラーとしての窒化アルミニウム(AlN)とから成るポリマナノ複合材料の非等温分解速度論を,種々の濃度の(ナノ)AlNを用い研究した。電界放出走査型電子顕微鏡法を用い,HDPEポリマの微細構造およびHDPEポリマ中のAlN(ナノ)粒子の分散を検討した。AlN(ナノ)/HDPE複合材料の非等温分解速度論を,5~20°C・min^-1間の複数の加熱速度時熱重量分析(TG)により研究した。この研究結果により,充填ナノ複合材料の熱安定性が,元のHDPEと比較し改善することを確認した。熱輸送バリア効果も負荷したAlN(ナノ)の濃度の増大に伴い増大した。分解過程の反応進行度(α)に対する活性化エネルギー(E_α)を,「モデルフリー」法(Flynn-Wall-OzawaおよびStarink),および強化等転換手法の観点から推定した。微分マスタープロット「f(α)=(dα/dθ)」および[積分(θ)および微分(dα/dθ)]を組み合わせたマスタープロット「Z(α)=(dα/dθ)θ」のOzawaの一般化時間(θ)の組み合わせを用い,AlN(ナノ)/HDPE複合材料の適切な熱分解機構を検討した。「FZマスタープロット」に関する結果より,元のHDPEの熱分解が二次元拡散メカニズムに従い,他方AlN(ナノ)/HDPE複合材料は,利用した加熱速度に依存するより複雑な分解回路を経ることが分かった。Copyright 2016 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高密度ポリエチレン ,  *窒化アルミニウム ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  ナノ複合材料 ,  *熱分解 ,  *反応速度 ,  微細構造 ,  分散度 ,  熱安定性 ,  濃度依存性 ,  活性化エネルギー ,  レート方程式 ,  反応機構 ,  熱重量分析

著者キーワード (6件)： AlN (nano)/HDPE ,  Nanocomposites ,  Microstructure ,  TG ,  Degradation mechanisms ,  Master plots

分類 (1件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (10件)： AlN ,  強化 ,  HDPE ,  複合材料 ,  分解速度論 ,  高度 ,  等電点 ,  分析 ,  マスター ,  プロット