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J-GLOBAL ID:201702250321491406   整理番号:17A0409512

自動車細断機残留物(ASR)の細粒分からのナノ粒子(NP)の回収に及ぼすpH値の影響:水からのフェノール除去のためのナノ粒子の応用【Powered by NICT】

Effect of pH values on recovery of nano particles (NPs) from the fine fraction of automobile shredder residue (ASR): An application of NPs for phenol removal from the water
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  ページ: 51-59  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0232A  ISSN: 0957-5820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子(NP)を3 5 7 9および12のpHレベルにおける自動車細断機残留物(ASR)の微細画分(<0.25mm)の浸出液から合成した。水中のNPを用いたフェノールの除去は,廃水からフェノールを除去するためのNPを適用可能であるかどうかを決定するために調査した。回収されたナノ粒子は,走査電子顕微鏡(SEM),Fourier変換赤外(FTIR)分光法,X線回折(XRD)およびX線光電子分光法(XPS)により分析した。本研究では,フェノールの分解が過酸化水素を用いて研究した廃水処理のためのNPの適用可能性を評価することであった。SEMとTEM分析の結果は,分離されたNPsの大きさは<50nmであることを示した。FTIRスペクトルは,NP中のCOとOH結合の存在を示した。XRDの結果は,NPの表面上の,特に,Fe,Zn及びCuの金属酸化物の存在を示した。XPS解析の結果は,回収されたNP中に存在する種々の元素(例えば,C,O,Zn,およびFe)ことを示した。過酸化水素存在下でのNPによるフェノール分解の程度は有意であった。フェノール分解は210分の反応時間でpHレベル3と7で合成したNPsの100%であることが分かった。擬一次速度論モデルは,フェノール分解の結果に非常によく一致した。NPsによるフェノールの除去のための可能な機構を液体培地におけるH_2O_2とNPs間の反応中に生成したヒドロキシルラジカルによるフェノールの分解であった。本研究の結果は,低品位ASRから回収したNPは,水からのフェノール化合物の除去に適用できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の化学的処理 
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