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J-GLOBAL ID:201702250700051011   整理番号:17A0079870

可視光照射下での抗生物質分解のための強化された光触媒性能を持つ共役ミクロスフェアFeTCPP-TDI-TiO2

Conjugated Microspheres FeTCPP-TDI-TiO2 with Enhanced Photocatalytic Performance for Antibiotics Degradation Under Visible Light Irradiation
著者 (7件):
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巻: 146  号: 12  ページ: 2543-2554  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: T0669A  ISSN: 1011-372X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トルエンジイソシアナート(TDI)を橋かけ分子として使用し,TiO2ミクロスフェアの表面にテトラ-(カルボキシフェニル)ポルフィリン鉄(FeTCPP)をグラフトさせて,橋かけ共役ミクロスフェア(FeTCPP-TDI-TiO2)を首尾よく調製した。FT-IRスペクトルから,TiO2ミクロスフェア面のヒドロキシ基(-OH)とFeTCPPのカルボキシル基(-COOH)が,それぞれ,TDIの活性なイソシアナト基(-NCO)と反応を起こし,表面共役化ミクロスフェアFeTCPP-TDI-TiO2を形成することが明らかにされた。UV-vis DRS分析から,FeTCPP-TDI-TiO2の形成により,調製したままのサンプルの光応答が可視光域まで際だって拡張されることが明らかにされた。FeTCPP-TDI-TiO2の光触媒活性を,水溶液中,可視光照射下でのノルフロキサシン(NFC),テトラサイクリン(Tc)とスルファピリジン(SPY)抗生物質の光触媒分解を使って評価した。結果は,結合単位としてのTDIを,FeTCPPとTiO2ミクロスフェアの表面間に安定した化学橋渡し結合をつくるために使用されたこと,そして,調製した触媒が,可視光照射下での抗生物質分解に対して,P25と比較して,より高い光触媒活性を示すことを示していた。抗生物質の分解は,可視光照射下ですべて疑一次反応モデルに従った。そして,NFC,TcとSPYの分解反応機構も提案した。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  その他の触媒 
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