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J-GLOBAL ID:201702250759958030   整理番号:17A0657891

米ニカメイガ,Chilo suppressalisにおける脱皮幼虫,蛹化と羽化におけるキチナーゼ遺伝子とそれらの多様な機能のゲノムワイド解析【Powered by NICT】

Genome-wide analysis of chitinase genes and their varied functions in larval moult, pupation and eclosion in the rice striped stem borer, Chilo suppressalis
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 401-412  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの昆虫キチナーゼはキチンを分解し,変態の成功率を確実にするために必要である。キチナーゼ遺伝子は,いくつかのモデル昆虫で特性化されているが,報告は,ニカメイガ,Chilo suppressalis,イネ生産における巨大な収量損失を引き起こすことを極めて破壊的な害虫に対しては存在しない。ここでは,C.suppressalisにおけるキチナーゼ遺伝子のゲノムレベル解析を行った。cDNA末端の迅速増幅を用いた全長転写物の増幅した後,著者らはC.suppressalisにおける12キチナーゼ遺伝子を同定した。すべてのこれらの遺伝子はグリコシドヒドロラーゼファミリー18の保存されたドメイン及びモチーフを有し,五のサブグループに系統発生的にグループ化した。C.suppressalisキチナーゼ1(CsCht1)は,後期さなぎにおいて高発現したが,CsCht3は初期蛹において豊富であった。CsCht2とCsCht4は幼生で高発現した。CsCht2は三齢幼虫で特異的に豊富であり,CsCht4は各齢におけるに5日齢幼虫における周期的高発現を示した。組織特異的発現分析は,CsCht1とCsCht3は表皮で高度に発現したCsCht2とCsCht4した中腸で特異的に豊富であることを示した。CsCht1のノックダウンはカールした翼を有する成人をもたらし,CsCht1翼伸張における重要な役割を持つかもしれないことを示す。CsCht2またはCsCht4のサイレンシングは脱皮を停止させ,幼虫発生に必須の役割を示唆した。CsCht3の発現が阻害された場合,蛹化中の欠陥が生じた。全体として著者らは,イネ縞茎穿孔虫でキチナーゼ遺伝子の最初のカタログを提供した変態における四キチナーゼの機能を明らかにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
昆虫・ダニによる植物被害  ,  酵素一般 

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