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J-GLOBAL ID:201702250961545950   整理番号:17A0699683

Clostridium difficileの臨床分離株の広範囲を標的とする新たに同定された溶菌酵素【Powered by NICT】

Newly identified bacteriolytic enzymes that target a wide range of clinical isolates of Clostridium difficile
著者 (15件):
資料名:
巻: 113  号: 12  ページ: 2568-2576  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Clostridium difficileは入院患者における感染性下痢の主要な原因として出現してきた,死亡率と年間医療費の増加三十億ドルを超える。C.difficile感染は抗生物質の使用と関連しているので,共生ミクロフローラに影響することなく選択的に細菌を不活性化できる処理を緊急に開発する必要がある。細菌とバクテリオファージ由来の分解酵素は高度に選択的で効果的な抗菌剤として有望である。これらの酵素はモジュール構造を持ち,触媒ドメインおよび結合ドメインから成っていた。本研究では,プローブとしての共通触媒ドメインと細胞壁結合ドメイン配列を用いて,著者らは,C.difficileのゲノムだけでなく,C.difficileに感染するファージをin silico解析した。C.difficileに対する可能な活性を持つ細胞溶解酵素をコードする二遺伝子を同定した。適切な発現ベクターの遺伝子をクローン化し,蛋白質産物を発現し,精製し,in vitroでの酵素活性を調べた。これらの新たに同定された酵素は,用量依存的にC.difficile細胞に対して活性であることが分かった。適用5時間の内生菌の数は4対数以上の削減を達成した。さらに,酵素は広範囲のC.difficile臨床分離株に対して活性であることを見出した。も細胞壁ペプチドグリカン内のこれらの酵素により切断され特異的結合を同定することにより生体触媒機構を特性化した。これらの結果は,C.difficile感染に関連した成長するヘルスケア問題と戦う新規手法を示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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