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J-GLOBAL ID:201702251274546311   整理番号:17A0499092

Aspergillus nigerからのフェルラ酸デカルボキシラーゼの触媒反応に関する機構的洞察: QM/MM研究

Mechanistic insights into the catalytic reaction of ferulic acid decarboxylase from Aspergillus niger: a QM/MM study
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 11  ページ: 7733-7742  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ユビキノンは好気性細胞呼吸性の電子移動連鎖中で重要な役割を果たし,フェルラ酸デカルボキシラーゼ(FDC)はユビキノン前駆体の生合成中に含まれる。最近,FDC(大腸菌のユビキノン遺伝子と結合した大腸菌中のA.niger fdc1遺伝子との共発現にもとづく)の高解像度の完全な結晶構造が報告された。本論文で,FDCの詳細な触媒非酸化性脱カルボキシル化機構を,量子力学/分子力学組合せ(QM/MM)法により調べた。計算結果から,基質と補因子の1,3-双極性環状付加後に,カルボキシル基は直ちに付加物から分離し,全触媒反応の全体的エネルギー障壁は23.5kcal・mol-1であることがわかった。エネルギー障壁分析によると,プロトン化過程が律速であった。保存されたプロトン化Glu282は「弱架橋」のプロトンドナーであると推定された。一方,2種類の場合,つまり,生成CO2が活性部位から離脱する,あるいは活性部位に停留する場合を考察した。CO2の緩慢な離脱は中間体のプロトン化を促進することがわかった。特に,これらの計算は,脱カルボキシル化過程における補因子prFMNイミニウムおよびprFMNケタミンの双方の詳細な機能の解明に寄与した。補因子prFMNイミニウムは,prFMNケタミンと異なり,触媒に関連する化学種であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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酵素一般  ,  分子の電子構造  ,  反応速度論・触媒一般  ,  計算機シミュレーション 

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