文献

J-GLOBAL ID：201702252697579057   整理番号：17A0581804

多結晶CVD(化学蒸着)ダイヤモンド放射線検出器の開発

Development of polycrystalline CVD diamond detectors

著者 (15件)： MICHIMASA S. (Univ. Tokyo) ,  KOBAYASHI M. (Univ. Tokyo) ,  STOLZ A. (Michigan State Univ.) ,  TAKAKI M. (Univ. Tokyo) ,  DOZONO M. (Univ. Tokyo) ,  BABA H. (RIKEN) ,  OTA S. (Univ. Tokyo) ,  KISAMORI K. (Univ. Tokyo) ,  MIYA H. (Univ. Tokyo) ,  TOKIEDA H. (Univ. Tokyo) ,  YAKO K. (Univ. Tokyo) ,  SAAI H. (RIKEN) ,  SHIMOURA S. (Univ. Tokyo) ,  UESAKA T. (RIKEN) ,  ZEGERS R. G. T. (Michigan State Univ.)
資料名： CNS Report  (CNS Report)
号： 95  ページ： 45-46  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L3372A  ISSN： 1343-2230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンドは放射線検出器用の魅力的材料であり,古くから利用されている。多結晶CVDダイヤモンドを用いて,優れたタイミング分解能を持つ薄い(0.2nm)大面積(28×28mm²)のカウンタ検出器を作製した。検出器は片側に1パッド,反対側に4ストリップを有する。極めて高い時間分解能で飛行時間測定用に二個の検出器を作製し,直接質量測定を行った。データ収集システムの時間分解能を推定するために,伝送ファイバの長さ(最長158m)を変えて時間ジッタを測定した。光ファイバの線形又は平方根の関数として求めた時間分解能はそれぞれ10.2psと9.6psであった。この時間分解能は200keVの分解能での質量決定に十分である。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *放射線検出器 ,  *時間分解能 ,  光ファイバ ,  化学蒸着 ,  半導体材料 ,  データ収集システム ,  計測 ,  γ線検出器 ,  *CVDダイヤモンド ,  質量計測 ,  *鉱石 ,  *宝石
準シソーラス用語： タイミング分解能 ,  質量測定

分類 (1件)： 素粒子・核物理実験技術一般  (BE01010F)

引用文献 (6件)：

• W.G. Eversole, U.S. Patent Nos. 3030187 and 3030188 (1958).
• J.C. Angus, H.A. Will and W.S. Stanko, J. Appl. Phys. 39 (1968) 2915.
• B.V. Deryaguin et al., J. Cryst. Growth 2 (1968) 380.
• The RD42 Collaboration, Nucl. Instr. and Meth. A 435 (1999) 194.
• M. Kobayashi et al., elsewhere in this report.

タイトルに関連する用語 (6件)： 多結晶 ,  CVD ,  化学蒸着 ,  ダイヤモンド ,  放射線検出器 ,  開発