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J-GLOBAL ID:201702252870991657   整理番号:17A0474576

貯穀害虫Liposcelis entomophila(Enderlein)(チャタテムシ目:コナチャタテ科)からの15種のデルタクラスグルタチオンS-トランスフェラーゼ遺伝子の同定と発現プロファイル【Powered by NICT】

Identification and expression profiles of fifteen delta-class glutathione S-transferase genes from a stored-product pest, Liposcelis entomophila (Enderlein) (Psocoptera: Liposcelididae)
著者 (7件):
資料名:
巻: 206  ページ: 35-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)は好気性生物に遍在的に見出される酵素の多様なファミリーを構成し,それらは殺虫剤抵抗性に重要な役割を果たしている。本研究では,三種の殺虫剤に,四種類のフィールド集団から収集された,Liposcelis entomophilaの感度を試験した。結果はTongliang集団からの昆虫は,他の野外個体群からの昆虫よりもマラチオンとpropuxorに相対的に高い耐性を持つことを示した。チャタテムシ類で検出された異なる個体群の殺虫剤感受性は異なる制御実践によると考えられる。シーケンスマイニングと系統発生分析により,GSTの保存されたモチーフを含む15デルタクラスGST遺伝子を同定した。定量的リアルタイムPCR(Q PCR)分析は,15種のGST遺伝子は試験したすべての発育段階で発現した,12GST遺伝子は卵期より成人期で有意に高い発現レベルを持つことを示した。異なる野外個体群における15種のGST遺伝子の発現レベルは9GST遺伝子は他の集団と比較してTongliang個体群で有意に高かったことを示した。さらに,Q-PCRは,いくつかのデルタクラスGSTの発現は殺虫剤のLC_50濃度のマラチオン,propuxorとdeltamethrine曝露後の種々の時間においてアップレギュレートされていることを確認した。まとめると,これらの知見はデルタクラスGST遺伝子は異なる発生段階および異なる野外個体群における種々の発現レベルを持つことを示した,それらは殺虫剤曝露,これらのGSTはチャタテムシ類における殺虫剤代謝に関連する可能性があることを示唆したに応答してアップレギュレートされた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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