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J-GLOBAL ID：201702253757179623   整理番号：17A0729397

WENCHUAN地震M_S8.0地震:地殻上部マントルS波速度構造の初歩的な研究【JST・京大機械翻訳】

Wenchuan M_s8.0 earthquake: preliminary study of the S-wave velocity structure of the crust and upper mantle

著者 (8件)： LIU Qi-Yuan (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  LI Yu (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  CHEN Jiu-Hui (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  GUO Biao (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  LI Shun-Cheng (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  WANG Jun (Institute of Geology,China Earthquake Administration) ,  ZHANG Xu-Qi (Kangding Central Seismic Station, Sichuan Earthquake Administration) ,  QI Shao-Hua (Institute of Geology,China Earthquake Administration)
資料名： Diqiu Wuli Xuebao  (Diqiu Wuli Xuebao)
巻： 52  号： 2  ページ： 309-319  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： B0627A  ISSN： 0001-5733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 2008年5月12日、中国四川省WENCHUAN地域では世界のM_S8.0地震が発生した。歴史上、同種類の地震は大陸内部で極めて希少である。この地震の深部構造背景の研究はその成因を理解する上で極めて重要である。本稿では,中国の地震地質学研究所の地震動力学国家重点実験室を用いて,四川省に位置する大規模な広帯域の広帯域地震波アレイに記録された遠地地震波のP波波形データと受信関数の非線形反転法を利用した。北緯31°線に沿った19個の観測所の120KM深さ範囲内のS波速度構造と観測点下方の地殻の平均ポアソン比を得た。この観測断面は主地震区域を横断し、総長さは約420KMである。著者らの結果により、四川-雲南ブロック、松潘-甘孜ブロックと四川盆地の三つの異なるブロック構造の差異が明らかになった。上述の三つのブロックの地殻構造特徴Jを要約した。(1)四川盆地の前縁辺は西側傾斜井に顕著な横方向の横ずれがあり、地殻の厚さは46~52KMの横方向の変化が存在し、中央の地殻のS波速度は横方向の変化が存在し、地殻の平均ポアソン比は比較的高く(0.28~0.31)、しかし竜門山断裂帯の付近にある。これらの結果は,地殻の平均的ポアソン比が0.2であることを示した。(2)松潘-甘孜ブロックの地殻の厚さは西側がXIANSHUIHE断層の60KMに近く、東側が52KMに減少し、14~50KMの深度範囲内にS波速度2.75~3.15KM/Sの楔状の低速区域が存在する。その厚さは西側の~30KMの東から次第に15KMに薄くなり、相応の区域の地殻の平均ポアソン比は0.29~0.31に達する。(3)XIANSHUIHE断層の西側、四川-雲南ブロックの地殻構造は比較的に簡単で、地殻の厚さは58KMであり、26KMの深さで約10KMの厚さの高が存在し、地殻内の平均ポアソン比は約0.25である。(4)WENCHUAN大地震域は12~23KMの深さで4.0KM/SのS波高速構造を持ち、その下方の地殻は低速構造で、地殻の平均ポアソン比は0.31~0.32であり、地震の余震序列は主に高速媒体区域内に分布している。本論文の結果によると、松潘-甘孜ブロックの地殻は比較的に弱い。また、四川盆地の西側への沈み込みはなく、チベット高原の東向の長期的な作用の下で、四川盆地の強い地殻のバリア作用は、松潘-甘孜ブロックの内部に大きなひずみエネルギーと上部、下部地殻の低速層の内部境界層のデカップリングを招くことができると考えられる。龍門山断層帯の近くに上部地殻のChan形逆冲ナップが形成される。WENCHUAN大地震とその隣接地域が持つ硬い上部地殻と四川盆地の障壁作用は低ひずみ速度下の高慢度の応力蓄積に必要な条件を作り、一方、松潘-甘孜ブロックの長期変形が蓄積した高ひずみはWENCHUAN大地震の動力源を構成した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地震波 ,  サブダクション ,  Poisson比 ,  低速度層 ,  *地震 ,  地殻構造 ,  遠地地震 ,  中華人民共和国 ,  *地殻 ,  余震 ,  断層 ,  *上部マントル ,  大地震
準シソーラス用語： *S波速度 ,  レシーバ関数 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Wenchuan earthquake ,  Receiver function inversion ,  Poisson’s ratio ,  Movable seismic array ,  Crust and upper mantle structure

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： Wenchuan地震 ,  地震 ,  地殻 ,  上部マントル ,  S波速度構造 ,  研究