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J-GLOBAL ID:201702254601443371   整理番号:17A0079526

VとNを含有する鋼のミクロ組織,析出,機械的性質の冷却プロセス依存性

Microstructure, Precipitation, and Mechanical Properties of V-N-Alloyed Steel After Different Cooling Processes
著者 (7件):
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巻: 47  号: 12  ページ: 6621-6631  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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VとNを含有する600MPa級建築用高強度鋼を開発するために,熱間圧延後に直接空気冷却,1023K(750°C)と873K(600°C)への水冷とその後に空気冷却の3種類の冷却プロセスを考えた。ミクロ組織評価,析出挙動,機械的性質を研究した。試料すべてのミクロ組織はポリゴナルフェライトとパーライトであった。従来の直接空気冷却と較べると,加速冷却と仕上げ冷却温度の低下によって,フェライト粒径は6.5から4.6μmに微細化し,パーライトのラメラ間隔は136から45nmに小さくなった。高傾角粒界の割合は44%から51%に増加した。さらに,界面析出物のシート間隔は23~26nmから14~17nmに減少し,V(C,N)粒子のサイズが5~8nmから2~5nmに小さくなった。さらに,873Kまで水冷した鋼で機械的特性が最適であり,降伏強度は753MPa,引張強度は922MPa,全伸びは22%,均一延びは11%,室温での衝撃エネルギーは36Jであった。降伏強度が高い理由は,微細粒と界面相とナノスケールのV(C,N)粒子の析出硬化によると考えられる。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
組織的硬化現象  ,  機械的性質 

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