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J-GLOBAL ID:201702254967418921   整理番号:17A0704061

リポ多糖誘発ミクログリア活性化に及ぼす3種のビスベンジルイソキノリンアルカロイドの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effects of three bisbenzylisoquinoline alkaloids on lipopolysaccharide-induced microglial activation
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 30  ページ: 18347-18357  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミクログリア細胞の活性化は,種々の神経変性疾患と関連していると考えられている。本研究では,三種のビスベンジルイソキノリンアルカロイド(リエンシニン,ネフェリン,イソリエンシニン)はリポ多糖類(LPS)により誘導されるミクログリア活性化を阻害することを見出した。リエンシニン,ネフェリン,イソリエンシニンはLPS活性化ミクログリア細胞によるNOとサイトカイン(TNF-α,IL-1β,およびIL-6)の放出を抑制した。三アルカロイドはSNP溶液中での直接NO捕捉活性を示し,ミクログリア細胞におけるiNOSのLPS誘導蛋白質とm RNA発現を低下させた。更なる研究は,リエンシニン,ネフェリン,イソリエンシニンはIκBαのリン酸化および分解だけでなく,LPS活性化ミクログリア細胞におけるROS産生を阻害することを明らかにした。添加では,三種のアルカロイドは,DPPH,OH,およびONOO~ ラジカルに対する直接的な除去活性を示した。これらの結果は,リエンシニン,ネフェリン,イソリエンシニンはミクログリア活性化を伴う神経変性疾患の治療における可能性を有するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 
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