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J-GLOBAL ID:201702255129963300   整理番号:17A0445707

タングステン(W)のDuctilisation:冷間圧延による強度と室温引張延性の増加【Powered by NICT】

Ductilisation of tungsten (W): On the increase of strength AND room-temperature tensile ductility through cold-rolling
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  ページ: 261-278  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0059B  ISSN: 0263-4368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,冷間圧延を市販純度,モノリシックタングステン(W)中の室温延性を達成する方法であることを示した。さらに,圧延温度の低下は同時にタングステンの強度と延性を増加させることを示した。冷間圧延は延性のトレードオフを克服する方法である。本研究では,(i)1000°C(1273K),(ii)800°C(1073K),および(iii)600°C(873K)で圧延から得られた三つの異なる冷間圧延微細構造を評価した。焼結インゴットと同様に熱間圧延板で行ったベンチマーク実験。これら板から引張試験片は放電加工で切断し,室温で試験した。結果は全均一伸び,A,1.38%(1000°C(1273K)及び800°C(1073K)で冷間圧延)1.47%(600°C(873K)で冷間圧延)の範囲の増加と破壊までの全伸び,A,圧延温度の低下と4.19%(600°C(873K)で冷間圧延)約3%(1000°C(1273K),および800°C(1073K)で冷間圧延)の範囲の増加を示した。板の微細構造を走査電子顕微鏡(SEM)(粒径,亜結晶粒,結晶学的集合組織)および透過型電子顕微鏡(TEM)(明視野イメージング,走査TEM)により解析した。さらに,歪速度ジャンプ試験では,400°C(673K)でのタングステンシートの歪速度感受性,m,(焼結インゴットm=0.088,600°C(873K)m=0.011で冷間圧延)と活性化体積,V,(熱間圧延W板V=191b~3,600°C(873K)V=111b~3で冷間圧延)を決定した。冷間圧延は強度と延性を増加させの問題は冷間圧延誘起格子欠陥の背景に対して検討した。延性の増加は,螺旋転位の規則的滑り,高傾角粒界(HAGB)チャンネル(拘束塑性滑り)に沿った低変形不適合移動することに起因すると推測した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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圧粉,焼結  ,  変態組織,加工組織 
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