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J-GLOBAL ID:201702255519030534   整理番号:17A0375172

キトサン安定化0価鉄ナノ粒子を用いた水溶液中の過塩素酸塩分解【Powered by NICT】

Perchlorate degradation in aqueous solution using chitosan-stabilized zero-valent iron nanoparticles
著者 (9件):
資料名:
巻: 171  ページ: 164-173  発行年: 2016年 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新興汚染物質として,過塩素酸塩は地下水,表面水,土壌および世界的食品で検出されている。過塩素酸塩は良好な溶解度と化学的安定性を持ち,水中での分解は困難である。キトサン安定化ナノ零価鉄(CS nZVI)を合成し,水中の過塩素酸塩を分解した。キトサンはnZVIの分散特性を改善し,従ってその反応性を改善することができた。ZVI及びnZVIと比較して,CS nZVIは過塩素酸塩の良好で迅速な除去を示した。CS nZVIは過塩素酸塩の優れた分解,特に高濃度(~200mgl~( 1))過塩素酸塩汚染水を示した。溶液の初期溶液pH(3 11)と塩分(30gL~( 1))は8時間の反応後にCS nZVIによる過塩素酸塩分解に有意な影響を与えなかった。温度を上昇させると過塩素酸塩の除去効率を高めることができ,除去率は92°Cで96.1%に達する10mgL~( 1)の初期過塩素酸塩であった。反応における41.55±1.93kJmol~ 1の低い活性化エネルギー(E_a)が観察され,これは他の関連研究よりも低かった。CS nZVIによる過塩素酸塩の分解は初期吸着とそれに続く還元の相互作用により完成した。8hの反応後,過塩素酸塩(>73%)の大部分は比較的高い反応温度(>85°C)で非常に少量の副産物を用いた塩化物へ完全に還元された。そこで本研究では,高濃度または高塩分で汚染された水中の過塩素酸塩分解のための有効な方法を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  触媒操作 

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