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J-GLOBAL ID:201702255782238028   整理番号:17A0404413

低温でのりん酸塩前処理した熱分解によるバイオマスに蓄積したPb(II)の安定化【Powered by NICT】

Stabilization of Pb(II) accumulated in biomass through phosphate-pretreated pyrolysis at low temperatures
著者 (7件):
資料名:
巻: 324  号: PB  ページ: 464-471  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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植物バイオマスを用いた重金属汚染土壌および水のレメディエーションは,グリーン技術的アプローチと考えられている,重金属を蓄積したバイオマスの無害処分は努力目標として残っている。本研究で検討したこの問題の潜在的解決策はリン酸塩前処理を組み合わせた熱分解を含む。Pb(II)は優れた吸着能を持つとしたバイオソープションによる通常の木材バイオマスにおいてもセロリバイオマス中に蓄積した。Pb(II)-含浸バイオマスは,リン酸またはカルシウム二水素ホスファート(CaP)で前処理し,350または450°Cで熱分解した。バイオマスからのPb(II)はほぼ完全にチャー中に保持された,DTPA抽出性Pb(II)の割合は,CaP前処理によるチャーの全Pb(II)の5%以下に減少した。Pb(II)安定化は,逐次抽出試験,95%以上のPb(II)をX線回折(XRD)と走査電子顕微鏡/エネルギー分散X線分光法(SEM/EDX)分析によるりん酸鉛から成る安定な化学種に変換したことを示したによって確認した。全体として,りん酸前処理した熱分解はPb(II)と分解性バイオマスの両方を安定化でき,重金属汚染バイオマスの危険を効率的に制御した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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重金属とその化合物一般 

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