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J-GLOBAL ID:201702256500251213   整理番号:17A0498173

キラルなチタン配位集合体:脂肪族アミンによるmeso-エポキシドの不斉開環のための強固な協同的自己担持触媒

Chiral Titanium Coordination Assemblies: Robust Cooperative Self-Supported Catalysts for Asymmetric Ring Opening of meso-Epoxides with Aliphatic Amines
著者 (5件):
資料名:
巻: 359  号:ページ: 494-505  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: W1343A  ISSN: 1615-4150  CODEN: ASCAF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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BINOLとsalen誘導体から誘導したジトピック架橋配位子を用いた配位重合により二量性μ-オキソ-チタン-salen錯体の酸素架橋を有効架橋結合とする強固なキラルチタン配位集合体を成功裏に調製し,IR,元素分析,XRD,及び顕微鏡法により完全に特性解析した。これらの金属-有機集合体は大部分の有機溶媒と水に不溶であるために強固な自己担持性キラル触媒として機能し,脂肪族アミンによるmeso-エポキシドの不斉開環(ARO)を可能にした。注目すべきことに,金属-有機集合体での2種のキラルチタン単位の結合及び協同効果により,自己担持キラル触媒は極めて高い安定性を示し,それらは種々のmeso-エポキシドと求核性脂肪族アミンに対して高い耐性を示すだけでなく,明確な金属浸出,収率,及びエナンチオ選択性の損失なしに20回以上も再利用できた。更に,自己担持触媒によりオレフィン,30%過酸化水素,及びベンジルアミンからのオレフィンのエポキシ化とエポキシドのAROシーケンスがワンポットタンデムに達成された。対照的に,対応する2種の均一触媒を同一反応条件で用いると反応は機能しなかった。金属有機集合体での2種のキラル単位間の協同効果を明白に示す強固な自己担持触媒により良好な収率とエナンチオ選択性が得られ,2種の触媒中心は干渉なく独自の機能を果たした。これは自己担持触媒設計に対する著者らの戦略を更に裏付けるものである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子担体・触媒反応  ,  三員複素環化合物 
物質索引 (10件):
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