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J-GLOBAL ID:201702256687330679   整理番号:17A0045908

高分散Ni/SBA-15触媒調製のためのNi分散におけるポリN-ビニル-2-ピロリドンの役割と二酸化炭素によるメタン改質反応におけるその触媒性能

Role of poly(N-vinyl-2-pyrrolidone) in Ni dispersion for highly-dispersed Ni/SBA-15 catalyst and its catalytic performance in carbon dioxide reforming of methane
著者 (2件):
資料名:
巻: 524  ページ: 94-104  発行年: 2016年08月25日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高分散Ni/SBA15-PVP(1/X)触媒調製のためのポリN-ビニル-2-ピロリドン(PVP)を用いた湿式含浸法を開発した。ここで1/XはNiに対するPVPポリマーのモル比を示す。調製したそのままの試料のX線回折及び透過型電子顕微鏡観察結果からPVPを添加すると,nPVP/nNi比が1/5000~1/1000の範囲においてSBA-15上のNiOの分散が劇的に良くなることが明らかになった。一方,PVP無し(1/X=0),PVP不十分(1/X=1/7500)又はPVP過剰(1/X=1/100)で調製したNi/SBA15-PVP(1/X)上では激しいNiOのシンタリングが見られた。これらの触媒を二酸化炭素によるメタン改質(CRM)反応の触媒として用い,最適化Ni/SBA15-PVP(1/X)触媒(1/X=1/5000~1/1000)が25時間試験で他の触媒に比べ優れた安定性を示すことを明らかにした。加えて,Raman,1HNMR,UV-vis,FTIR,及び昇温酸化により,調製過程におけるPVP添加の役割について詳細に明らかにした。乾燥段階で前駆体であるNi(NO3)2・6H2OのNi2+,NO3-及びH2OとPVP環の酸素原子及び窒素原子の配位によりPVPはNi(NO3)2・6H2Oと相互作用し錯体を形成すると考えられる。さらに,この錯体は安定化を促進し,再分散を抑え,前駆体の分解挙動に影響し,このことがSBA-15担体上でのNiOの分散を著しく向上させたと考えられる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の触媒  ,  塩基,金属酸化物 
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