文献

J-GLOBAL ID：201702256748121654   整理番号：17A0704699

バイオマス炭素に及ぼす有機電解質とイオン液体電解質を有するスーパーキャパシタの静電容量の向上【Powered by NICT】

Enhancing capacitance of supercapacitor with both organic electrolyte and ionic liquid electrolyte on a biomass-derived carbon

著者 (6件)： Wang Xuehang (Department of Chemical Engineering, Norwegian University of Science and Technology, Sem Saelands vei 4, 7491 Trondheim, Norway. [e-mail]) ,  Li Yahao ,  Lou Fengliu ,  Melandso Buan Marthe Emelie ,  Sheridan Edel ,  Chen De
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 38  ページ： 23859-23865  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機電解質またはイオン液体(IL)電解質を用いたスーパーキャパシタ(SC)は一般的に水性電解質のそれよりも高いエネルギーを貯蔵/放出,非水電解質の大きな動作電圧窓に起因することができる。炭素は,再生可能な木質バイオマスからの容易な含浸活性化法により合成した,これは通常のKOH活性化により合成した試料よりも比表面積と細孔容積の2倍を持っていた。高イオンアクセス可能な表面積と高度に統合されたミクロ細孔とメソ細孔を有するバイオマス由来の炭素は,有機電解質とIL電解質の両方で優れた静電容量,優れたレート能力および良好な安定性を提供した。容量と速度能力の有意な向上は,バイオマス中の不純物の除去を通したイオンサイズと良好な細孔ネットワークに類似したミクロ細孔の発生により得られた。0.1Ag~( 1)の電流密度でIL電解液中の有機電解質中で146Fg~( 1)と224Fg~( 1)の高比静電容量を達成した。高集積ミクロおよびメソ多孔性構造は,IL中に最大7Ag~( 1)電流密度で有機電解質と67%の静電容量保持10Aまでg~( 1)電流密度で100%の容量保持の優れたレート能力をもたらした。非水電解質によって提供される大きな電圧により,材料は,有機電解質とIL電解質中で高い最大エネルギーは26Wh kg~( 1)と92Wh kg~( 1)を貯蔵/放出できた。は,バイオマス由来の炭素は,高い性能SCにおける電極のための有望で費用効果的な候補であることを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *イオン液体 ,  細孔 ,  多孔質体 ,  ネットワーク ,  比表面積 ,  *電解質 ,  *炭素 ,  電流密度 ,  電圧 ,  含浸 ,  *静電容量
準シソーラス用語： メソポーラス ,  比静電容量 ,  細孔容積 ,  *スーパーキャパシタ ,  *有機電解質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  静電機器  (NB10020R)

タイトルに関連する用語 (7件)： バイオマス ,  炭素 ,  有機電解質 ,  イオン液体 ,  電解質 ,  スーパーキャパシタ ,  静電容量