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J-GLOBAL ID：201702256984111263   整理番号：17A0488485

多棟の既存建物の低炭素化に向けたエネルギーマネージメントに関する研究 第1報-総合大学の理系学部での電力ピーク平準化および節電実証研究

A Study on Energy Management for Low Carbonization of Multi Existing Building Facilities: Part 1-Practical Study on Peak Shave and Power Savings at Scientific Faculty

著者 (10件)： 河村貢 (清水建設) ,  古川慧 (清水建設 技研) ,  関泰三 (清水建設) ,  大野智之 (清水建設) ,  吉田正明 (清水建設) ,  岡澤岳 (清水建設) ,  小林勝広 (清水建設) ,  大山俊雄 (清水建設) ,  山羽基 (中部大 工) ,  横江彩 (中部大 工)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 241  ページ： 21-28  発行年： 2017年04月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： COP21を受けた低炭素化が国際的な取り組みとなり,日本では東日本大震災を経て電力ピークの平準化が社会的課題となった。教育施設においては,理系学部の実験研究機器による大きなエネルギー消費が明らかとなっている。この様な背景にて,既存の理系学部の実験研究機器を含む電力ピーク平準化と低炭素化に取り組み,電力ピークの24.4%の削減,低炭素化19%(7月),6.3%(年間)を達成した。取り組みは,ベース電力に対して節電ナビゲーション,昼間電力に対して空調と照明の制御,ピーク電力に対して太陽光発電の総合的なものである。この実証研究を,建物の運用による取組事例としてまとめ,モデルケースとして参照される事を目的として報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 建築物 ,  減少 ,  エネルギー管理 ,  *大学 ,  *電力消費 ,  *レベリング ,  抑制 ,  *省エネルギー技術 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  *節約
準シソーラス用語： *省エネルギー ,  ピークカット ,  *節電 ,  *総合大学 ,  低炭素化

分類 (2件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B)

引用文献 (16件)：

• 三瀬農士、佐藤春樹:慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスにおける電力および冷暖房需要の推定,日本建築学会環境系論文集, 第609号,pp.55-62,2006.1
• 宋城基:多様な空調システムが混在する大学キャンパスのエネルギー消費実態調査研究,空気調和・衛生工学会論文集, No.156,2010.3
• 菊田弘輝、羽山広文:大規模総合大学キャンパスのエネルギー消費構造の分析,北海道大学札幌キャンパスを対象として、 日本建築学会環境系論文集 第80巻第711号,pp.461-469,2015.5
• 大橋巧、宮崎正幸、下田吉之:大規模総合大学施設におけるエネルギー消費実態に関する研究 電力日負荷曲線の実測データを用いた大阪大学のエネルギー消費特性分析,日本建築学会環境系論文集,第78巻第684号,pp.193-201、2013,2
• 大橋巧、宮崎正幸、下田吉之:理科系研究施設の電力消費実態と省エネルギー手法の定量評価,日本建築学会環境系論文集,第78巻第688号,pp529-536,2013.6

タイトルに関連する用語 (9件)： 既存建物 ,  低炭素化 ,  エネルギーマネージメント ,  研究 ,  総合大学 ,  学部 ,  平準化 ,  節電 ,  実証